特許
J-GLOBAL ID:200903052173514528

一体型電動モータ駆動インライン油圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-138289
公開番号(公開出願番号):特開平6-093961
出願日: 1993年06月10日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 油冷却を用い電動モータの冷却の改善、流体圧力の脈動を減ずる一体型電動モータ駆動インライン油圧装置の提供。【構成】 電動モータはハウジング10、固定子11、回転子12からなる。油圧ポンプはシリンダブロック13と、複数の周方向に隔置された貫通ボア15を含む。各ボア内ではピストン16,17の対が往復動し、ピストンはシリンダブロックから延伸して傾斜表面18,19と協動し、ピストンを往復動させる。ピストンの間にあるチャンバを流体吸い込み及び吐き出し28,29と交互に接続すべく構成された弁が設けられる。ハウジングの一端に隣接して油圧流体の吸い込み39があり、これから油圧流体は固定子、固定子と回転子の間のエアギャップ43、固定子を越えて流れる。ポンプ用の油圧流体はポンプの吸い込み及びポンプからの油圧流体の吐き出しへ、そしてポンプに供給を受ける油圧システムへと流れる。
請求項(抜粋):
一体型電動モータ駆動インライン油圧装置であって、ハウジングと、前記ハウジングに固定された固定子と、該固定子により取り囲まれた回転子とを有する電動モータと、前記ハウジング内の軸受けに支持されたシリンダブロックからなる容積式油圧ポンプと、前記シリンダブロックに設けられた複数の周方向に隔置された貫通ボアと、各々のシリンダボア内で往復動可能な向かい合ったピストンの対と、前記ピストンの対の各々がそれらの間にチャンバを画定していることと、前記ピストンの対の各々のうち一方のピストンが係合する傾斜した表面を有するヨークと、前記ピストンの対の各々のうち他方のピストンが係合する傾斜した表面を有する弁プレートと、前記ピストンが前記シリンダブロックから延伸して前記傾斜した表面と協動し、シリンダブロックの回転につれて前記ピストンの往復動を生ずることと、前記向かい合ったピストンの組の間のチャンバを、シリンダブロックの回転につれて流体吸い込み及び流体吐き出しと交互に接続させるよう構成された弁手段と前記回転子が前記シリンダブロック上に同軸に設けられ、回転子の回転につれてシリンダブロックが回転されてピストンの軸方向往復動を生ずることと、前記ハウジングがその一端に隣接して油圧流体の吸い込みを有し、該吸い込みからの油圧流体が固定子、固定子と回転子の間のエアギャップ、及び回転子を越えて流れることと、前記ポンプが吸い込みを有し、ポンプ用の油圧流体が前記ポンプの吸い込みへと流れること、及び前記ポンプが前記ポンプにより供給を受ける油圧システムへの、前記ポンプからの油圧流体の吐き出しを有することからなる装置。
IPC (3件):
F04B 1/20 ,  F04B 11/00 ,  F04B 21/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-167470
  • 特開平1-167470

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