特許
J-GLOBAL ID:200903052173555593

マイクロカプセルの連続製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-036651
公開番号(公開出願番号):特開平5-237370
出願日: 1992年02月24日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 連続的にマイクロカプセルを製造する方法。【構成】 固体粒子の水性分散液又はその水溶液を水と共に内包するマイクロカプセルで、その壁膜がポリビニルアルコールからなり、多孔質ガラスパイプ、多孔質ガラスパイプを付設した乳化槽、管状反応器の一連の工程を経て連続的に製造するマイクロカプセルの連続製造法。【効果】 本発明は、固体粒子の水性分散液又はその水溶液を水と共に内包するマイクロカプセルを連続的に、且つ均一粒径で製造することができ、工業的価値の高いものである。
請求項(抜粋):
少なくとも1種以上の固体粒子の水性分散液又はその水溶液を内包するマイクロカプセルの連続製造法において、マイクロカプセル内包物が、該固体粒子の水性分散液又はその水溶液と水とを共に含有し、且つアルカリ水溶液又は、ポリビニルアルコールもしくはその誘導体と塩化ジルコニウムとの混合水溶液を含有してなるものであり、次の1から8の工程により、該固体粒子の水性分散液又はその水溶液を内包するマイクロカプセルを連続的に製造することを特徴とするマイクロカプセルの連続製造法。1)第1の貯蔵タンクに貯蔵する該固体粒子の水性分散液又はその水溶液、及び第2の貯蔵タンクに貯蔵するアルカリ水溶液又は、ポリビニルアルコールもしくはその誘導体と塩化ジルコニウムとの混合水溶液を、それぞれ一定流速で管状部内に供給し、合流点で混合させて混合状態を形成せしめる工程。2)該合流点に接続する管状部又は、螺旋管状部内に、該混合液を一定流速で連続的に通過させて多孔質ガラスパイプに導入させる工程。3)上記2)と同時に、第3の貯蔵タンクに貯蔵するポリビニルアルコールもしくはその誘導体と塩化ジルコニウムとの混合水溶液又は、アルカリ水溶液を一定流速で管状部内に供給し、乳化槽に導入させる工程。4)微細孔を有する多孔質ガラスパイプに、該マイクロカプセル内包物を加圧下透過させて乳化槽内に乳化粒子を形成させる工程。5)該乳化粒子表面をポリビニルアルコールにより予備被覆させる工程。6)予備被覆された乳化粒子の乳化液を管状部内に導く工程。7)一定温度に維持した管状反応器内に乳化液を連続的に通過させる工程。8)管状反応器を経て管状部へ通過、排出部より形成されたマイクロカプセルを取り出す工程。
IPC (2件):
B01J 13/04 ,  B41M 5/165
FI (2件):
B01J 13/02 A ,  B41M 5/12 112

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