特許
J-GLOBAL ID:200903052174026144

無電源データキャリアシステム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-138478
公開番号(公開出願番号):特開平6-347544
出願日: 1993年06月10日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 短時間で直流電力を得ると共に、通信距離を延ばすことを可能にする無電源データキャリアシステムを提供する。【構成】 応答装置は、アンテナ部51と、長さがλ/4の奇数倍(λ:質問波の波長)の伝送線路52,53,54,55と、第3伝送線路54に接続され、質問信号dの電力を直流電力に変換して蓄積する電源部56と、入力電圧の増加と共に容量が減少する能動素子で、第4伝送線路55を終端する終端部57と、終端部57と同様の能動素子で第2伝送線路53を終端すると共に、質問信号dを能動素子の容量変化で変調してアンテナ部51に送り返す変調部58と、直流電力で動作し、記憶しているデータに基づいて変調部58の能動素子の容量を変化させ、電源部56の直流電力蓄積の終了時に、終端部57の能動素子に電圧を加える制御とをする制御部59とを有する。
請求項(抜粋):
波長λの質問波を発生する質問装置と、前記質問波を受信すると応答波を発生する応答装置とを備え、前記質問装置は、受信した応答波からデータを取り出す無電源データキャリアシステムにおいて、前記応答装置は、前記質問波を受信して質問信号を出力し、入力された応答信号で応答波を送信するアンテナ部と、長さがλ/4の奇数倍であり、一端が前記アンテナ部に接続された第1伝送線路および第2伝送線路と、長さがλ/4の奇数倍であり、前記第1伝送線路の他端に一端が接続された第3伝送線路および第4伝送線路と、前記第3伝送線路の他端に接続され、前記質問信号の電力を直流電力に変換して蓄積する電源部と、容量可変であって入力電圧の増加と共にこの容量が減少する能動素子で、前記第4伝送線路の他端を終端する終端部と、容量可変であって入力電圧の増加と共にこの容量が減少する能動素子で、前記第2伝送線路の他端を終端すると共に、前記質問信号を前記能動素子の容量変化で変調して前記アンテナ部に送り返す変調部と、前記直流電力で動作し、あらかじめ記憶しているデータに基づいて前記変調部の能動素子の容量を変化させる制御と、前記電源部の直流電力蓄積の終了時に、前記終端部の能動素子に電圧を加える制御とをする制御部とを有することを特徴とする無電源データキャリアシステム。
IPC (2件):
G01S 13/74 ,  H04B 5/00

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