特許
J-GLOBAL ID:200903052175595517
ISDN対応通信装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-240797
公開番号(公開出願番号):特開平10-093727
出願日: 1996年09月11日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 一般加入者を対象としたISDN回線には通信可能な回線が電話2回線分しかないため、2回線とも使用中であれば3番目の通信は受け付けられなかった。そのため、2回線とも使用中に重要呼の発信を行うには、使用中の接続呼を人為的に途中切断してから発信する必要があった。【解決手段】 データ端末11および第1のアナログ端末12が通信状態にあるときに第2のアナログ端末13から重要呼の発信を行うとき、送出される特定キャラクタ列を重要呼発信検出部8で検出して重要呼であることを識別し、データ端末の通信をフロー制御によって中断してから回線を切断し、回線切断によって空いた伝送チャネルを使って重要呼の通信を行い、重要呼の通信終了後にデータ端末の回線を再接続しフロー制御によってデータ伝送の中断を解除し、残りのデータ伝送を継続する。
請求項(抜粋):
データ端末を収容するデータ端末回線収容部と、アナログ端末を収容するアナログ端末回線収容部と、ISDN局線を収容するISDN局線収容部と、ISDN対応通信装置全体を制御する装置制御部とからなり、予め決められた所定回線分の伝送容量を持つISDN局線に接続されるISDN対応通信装置において、使用伝送チャネルを管理するチャネル管理部と、前記ISDN対応通信装置に接続されたアナログ端末の重要呼の発信合図を検出する重要呼発信検出部と、前記ISDN対応通信装置に接続されたデータ端末の通信相手先の電話番号を記憶する相手番号記憶部と、前記データ端末および前記アナログ端末によって前記ISDN局線の有する所定回線が占有されている状態において、他のアナログ端末から重要呼の発信が行われ前記重要呼発信検出部が重要呼発信を検出したとき、前記データ端末回線収容部と前記データ端末との通信状態を保ったままデータ伝送を中断し、前記データ端末の通信相手先番号を前記相手番号記憶部に記憶した後、前記チャネル管理部により前記データ端末の回線を一旦切断し、前記データ端末の回線切断により空いた伝送チャネルを使って前記他のアナログ端末からの重要呼の通信を行い、前記重要呼の通信終了が前記チャネル管理部により検知された後、前記相手番号記憶部が記憶している電話番号により前記データ端末の回線を再接続しデータ伝送中断を解除してデータ伝送を継続する制御手段とを有することを特徴とするISDN対応通信装置。
IPC (3件):
H04M 11/00 303
, H04L 12/02
, H04M 3/00
FI (3件):
H04M 11/00 303
, H04M 3/00 B
, H04L 11/02 Z
引用特許:
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