特許
J-GLOBAL ID:200903052175706068

電動コンプレッサの駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-209700
公開番号(公開出願番号):特開平10-047255
出願日: 1996年08月08日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 差圧がある状態でも電動コンプレッサの起動を可能とする電動コンプレッサの駆動装置を提供する。【解決手段】 電動コンプレッサの駆動装置において、スイッチ1と、バッテリ3と、バッテリ3からの直流電圧を疑似交流電圧に変換するインバータ5と、設定された電流閾値よりも大きな電流が電動コンプレッサ10に流れるのを防止する過電流保護回路7と、電動コンプレッサ10の温度を検出する温度センサ27と、温度センサ27からの温度情報に基づき、起動時に、温度が所定値以上の時に差圧があると判断し、過電流保護回路7の電流閾値を高い値に設定する閾値変更部21と、差圧がある場合に、差圧がない場合より大きな起動電圧を電動コンプレッサ10に与えるよう起動電圧を制御する起動電圧制御部20とを設ける。
請求項(抜粋):
吸入した冷媒をモータにより圧縮して吐出する電動コンプレッサと、直流電圧を出力する直流電圧電源と、前記モータ内に回転磁界を形成するために、前記直流電圧電源から出力される電圧を矩形パルス列状の疑似交流電圧に変換し前記モータに出力する直流交流変換手段と、設定された電流閾値よりも大きな電流が前記モータに流れるのを防止する過電流保護手段とを備え、前記モータが起動されてから定常状態になるまでの運転モードである起動モードと、定常状態の運転モードである定常モードとを有する電動コンプレッサの駆動装置において、前記モータの起動を検出する起動検出手段と、前記起動検出手段の検出結果に基づき起動時に、前記電動コンプレッサの吸入と吐出の圧力の差である差圧を検出する差圧検出手段と、前記起動時に、前記電流閾値の設定を変更する時間である差圧起動時間を設定するタイマ手段と、前記起動時に、前記差圧が検出された場合において、前記差圧起動時間の間、前記過電流保護回路の前記電流閾値を、前記差圧が検出されない場合より高く設定する閾値変更手段と、前記起動時に、前記差圧が検出された場合に、前記起動モード時間の間、前記モータに印加する前記疑似交流電圧の値が、前記差圧が検出されない場合よりも大きくなるように、前記疑似交流電圧の前記パルスのデューティ比を制御する起動デューティ比制御手段とを設けたことを特徴とする電動コンプレッサの駆動装置。
IPC (4件):
F04B 49/06 ,  B60H 1/32 623 ,  H02P 1/46 ,  H02P 7/63 302
FI (4件):
F04B 49/02 331 B ,  B60H 1/32 623 Z ,  H02P 1/46 ,  H02P 7/63 302 D
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-241782
  • 特開平4-241782
  • 特開平4-241782

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