特許
J-GLOBAL ID:200903052194186857

浸透気化モジユール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-290147
公開番号(公開出願番号):特開平5-123538
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 液室を挟んで対向する分離膜相互の融着を防止して、高水準の分離性能を長期に亘って確保する。【構成】 液室11を有する枠状の液室部材1の両側に、気化ガス室12を有する枠状の気化ガス室部材2,2を、上記液室部材1との間にシート状の分離膜3,3をそれぞれ介在せしめた状態で相互に衝合固定し、上記液室11内に導入される上記混合液W中の分離液体を上記各分離膜3,3において浸透気化させてその気化ガスGを上記各気化ガス室12,12側に取り出すようにした浸透気化モジュールにおいて、上記液室11を隔てて相互に対向する各分離膜3,3の間に、該各分離膜3,3の相互接触を阻止する接触阻止手段Xを介設する。これにより、運転が停止され上記気化ガス室12が大気に開放された場合においても各分離膜3,3が相互に接触してこれが融着するのを未然に防止することができる。
請求項(抜粋):
液室(11)を有する枠状の液室部材(1)の両側に、気化ガス室(12)を有する枠状の気化ガス室部材(2),(2)を、上記液室部材(1)との間に上記被分離液体を透過させる性状をもつシート状の分離膜(3),(3)をそれぞれ介在せしめた状態で相互に衝合固定してなる浸透気化モジュールであって、上記液室(11)を隔てて相互に対向する各分離膜(3),(3)の間に、該各分離膜(3),(3)の相互接触を阻止する接触阻止手段(X)が介設されていることを特徴とする浸透気化モジュール。
IPC (2件):
B01D 61/36 ,  B01D 63/08

前のページに戻る