特許
J-GLOBAL ID:200903052195687965

ディスク記録再生装置のデータ再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-292602
公開番号(公開出願番号):特開平8-147895
出願日: 1994年11月28日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】同期パルス生成回路を使用したデータ再生装置において、同期パルス生成回路の入力であるリードデータとクロックとの初期位相差を圧縮するようにして、ロックイン・レンジを減少させることなく、かつ位相引込みのためのSYNCデータエリアを最小限に抑制することにある。【構成】E/L検出回路21はリードデータRDとリード同期パルスRVCとの正又は負の初期位相差を検出する。第2のチャージポンプ回路23は、初期位相差に応じた補正電流CCを作成し、その補正電流を初期位相差を段階的に圧縮するためにVCO16の周波数制御電流として直接入力する。これにより、同期パルス生成回路のロックイン・レンジを減少させることなく、SYNCデータエリアを最小限に抑制した状態で位相引き込みを確実に行なうことが可能となる。
請求項(抜粋):
ヘッドによりディスクから読出されたリードデータパルスに位相同期したリード同期パルスを生成する同期パルス生成回路を有するディスク記録再生装置のデータ再生装置において、前記同期パルス生成回路に入力された前記リードデータパルスに前記リード同期パルスのスタート位相をゼロに合わせるためのゼロ位相スタート手段と、前記リードデータパルスと前記リード同期パルスとの初期位相誤差の正負を検出するための検出手段と、この検出手段により検出された前記初期位相誤差の正または負の方向に前記リードデータパルスと前記リード同期パルスとの初期位相誤差を段階的に圧縮するように補正する補正手段とを具備したことを特徴とするディスク記録再生装置のデータ再生装置。

前のページに戻る