特許
J-GLOBAL ID:200903052205444403

可変容量型油圧ポンプの容量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 米原 正章 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-102550
公開番号(公開出願番号):特開平5-280471
出願日: 1992年03月30日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 機械的フィードバック機構を用いずにトルクを一定に制御し、アクチュエータの微操作性を向上させ、ポンプ吐出圧が低下しても容量を制御する。【構成】 容量可変シリンダ25の大径受圧室28にポンプ吐出圧を供給する可変制御弁31を、可変容量型油圧ポンプ20の吐出路21の絞り43前後の差圧△Pと固定ポンプ33の吐出路34の絞り35前後の差圧△PC で切換える。大径受圧室28にポンプ吐出圧を供給する負荷検出弁32を、方向切換弁22の上流側圧力P1 と負荷圧PLSの差圧と差圧△PC で切換えてポンプ20の流量変化を差圧△Pとしてフィードバックし、回転数変化を差圧△PC としてフィードバックする。吐出路34と吐出路21を高圧優先弁62を介してシリンダ25の小径受圧室26に接続し、ポンプ吐出圧低下時に固定ポンプ33の吐出圧で容量可変シリンダ25を動かす。
請求項(抜粋):
可変容量型油圧ポンプ20の斜板24を容量大・小方向に傾転する容量可変シリンダ25と、可変容量型油圧ポンプ20の流量変化を検出する第1の手段と、可変容量型油圧ポンプ20の回転数変化及びポンプ吐出圧変化を検出する第2の手段と、前記第1の手段の出力信号と第2の手段の出力信号とによって容量可変シリンダ25の大径受圧室28にポンプ吐出圧を供給する可変制御弁31と、前記可変容量型油圧ポンプ20の吐出路21に設けた方向切換弁22の上流側圧力とアクチュエータの負荷圧との差圧と前記第2の手段の出力信号で容量可変シリンダ25の大径受圧室28にポンプ吐出圧を供給する負荷検出弁32と、前記可変容量型油圧ポンプ20のポンプ吐出圧と他の油圧ポンプの吐出圧を比較して高圧の圧力を容量可変シリンダ25の小径受圧室26に供給する高圧優先弁62より構成した可変容量型油圧ポンプの容量制御装置。

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