特許
J-GLOBAL ID:200903052212968566

動画像符号化装置および動画像符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-334352
公開番号(公開出願番号):特開2000-165881
出願日: 1998年11月25日
公開日(公表日): 2000年06月16日
要約:
【要約】【課題】 符号化データの伝送中にエラーが発生し易い環境下でも、符号化効率を低下させず画質劣化を目立ち難くする。【解決手段】 符号化データ中に挿入される同期符号からの距離を小ブロック毎にカウントし、データ欠損確率推定部4が注目する小ブロックの符号化データのデータ欠損確率を推定する。フレーム間予測符号化された小ブロックにおいて、復号画像上の当該ブロックで引き起こされる画質劣化の度合いを画質劣化度推定部10が推定し、データ欠損確率と画質劣化度とを閾値判定して小ブロック毎の強制リフレッシュ優先度を算出し、優先度の値を強制リフレッシュマップ2として記録し、次のフレームの符号化に際して参照し、強制的にフレーム内符号化を行う小ブロックを選択する。このため、エラー発生により符号化データの一部が欠損した時に、復号画像の劣化をより効果的に抑制できる。
請求項(抜粋):
フレーム内符号化またはフレーム間予測符号化を小ブロック単位で適応的に選択して用いる動画像符号化装置であって、符号化データ中に挿入される同期符号からの距離を小ブロック毎にカウントし、前記カウントした値から注目する小ブロックの符号化データが伝送中に欠損するデータ欠損確率を推定するデータ欠損確率推定手段と、フレーム間予測符号化された小ブロックにおいて、符号化データが伝送中に欠損した場合に復号画像上の当該ブロックで引き起こされる画質劣化の度合いを推定する画質劣化度推定手段と、前記推定したデータ欠損確率と画質劣化度とを閾値判定して小ブロック毎の強制リフレッシュ優先度を算出し、画像フレーム全体の小ブロック毎に前記算出した優先度の値を記録する強制リフレッシュマップと、次のフレームの符号化に際し前記記録した優先度の値を参照し、強制的にフレーム内符号化を行う小ブロックを選択するモード制御手段と、を有して構成されたことを特徴とする動画像符号化装置。
Fターム (24件):
5C059KK23 ,  5C059KK47 ,  5C059MA05 ,  5C059NN01 ,  5C059PP05 ,  5C059PP06 ,  5C059RC02 ,  5C059RF07 ,  5C059RF13 ,  5C059TA18 ,  5C059TA75 ,  5C059TB08 ,  5C059TC03 ,  5C059TC12 ,  5C059TC19 ,  5C059TC21 ,  5C059TC42 ,  5C059TD06 ,  5C059TD07 ,  5C059TD12 ,  5C059TD14 ,  5C059TD16 ,  5C059UA02 ,  5C059UA38

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