特許
J-GLOBAL ID:200903052214247688

冷媒循環式熱移動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-349795
公開番号(公開出願番号):特開平11-182990
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 冷媒回路の冷媒充填量の確認を容易に、かつ、精度良く行うことができるようにする。【解決手段】 室外熱交換器34および室内熱交換器36のうちの一方を凝縮器、他方を蒸発器として圧縮機20から吐出した冷媒を凝縮器、絞り35、蒸発器を経て圧縮機20に戻すように冷媒回路30を構成するとともに、吸入側ライン39の途中に位置するアキュムレータ45と、このアキュムレータ45の液面レベルを調べるためのサイトグラス55とを設ける。そして、所定の冷媒量確認モード運転条件成立時に、冷媒回路30中での液冷媒の滞留量に関連するパラメータが予め設定された冷媒量確認モード用の基準値に保たれるように冷媒流通調節手段を制御することにより、上記サイトグラス55を用いて液面レベルを調べることで冷媒充填量を確認することができるようにする。
請求項(抜粋):
圧縮機から吐出された冷媒が凝縮器、絞り及び蒸発器を通って圧縮機に戻されるように構成された冷媒回路を備え、冷房、暖房の少なくとも一方もしくは冷凍を行なうようにした冷媒循環式熱移動装置において、蒸発器出口と圧縮機吸込み口との間の低圧側回路の途中に位置するアキュムレータと、このアキュムレータ内の液冷媒の貯留量を示す表示部と、冷媒回路の冷媒流通状態を調節することにより冷媒回路中での液冷媒の滞留量を調節可能とする冷媒流通調節手段と、上記滞留量に関連するパラメータを検出する検出手段と、所定の冷媒量確認モード運転条件成立時に、冷媒量確認モード運転として、上記パラメータが予め設定された冷媒量確認モード用の基準値に保たれるように上記冷媒流通調節手段を制御する制御手段とを設け、上記冷媒量確認モード運転中に上記表示部によって冷媒回路の冷媒充填量の確認が可能となるように構成したことを特徴とする冷媒循環式熱移動装置。

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