特許
J-GLOBAL ID:200903052215141387

中性子散乱施設用ターゲット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-041501
公開番号(公開出願番号):特開2000-243597
出願日: 1999年02月19日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】【課題】 澱みなく流動する均一性の高い液状重金属の流れを内部に形成可能な中性子散乱施設用ターゲットを提供する。【解決手段】 液状重金属流入口23から容器本体16の内部先端に向かって流れる水銀Mを、液状重金属往路21に設けた複数の往路案内羽根19a〜19dで整流し、容器本体16の内部先端から液状重金属流出口24に向かって流れる水銀Mを、液状重金属復路22に設けた複数の復路案内羽根20a〜20dで整流し、容器本体16内における水銀Mの澱みや再循環流の発生を抑止する。更に、容器本体16と容器外殻18との間の冷却媒体流路17に冷却水Wを連続的に流通させて、陽子と重金属との衝突による核破砕反応の発生熱を除去し、容器外殻18及び容器本体16の熱負荷を軽減する。
請求項(抜粋):
略水平に進行する陽子ビームが先端部に入射し得るように配置した容器本体と、容器本体の内面一側寄り部分に上下縁部が連なり且つ左右に間隔を隔てて容器本体基端側から先端側に向かって徐々に容器本体中心寄りへ湾曲する複数の往路案内羽根と、容器本体の内面他側寄り部分に上下縁部が連なり且つ左右に間隔を隔てて容器本体基端側から先端側に向かって徐々に容器本体中心寄りへ湾曲する複数の復路案内羽根とを備え、外部から容器本体内の往路案内羽根側へ液状重金属を流入させる液状重金属流入口及び容器本体内の復路案内羽根側から外部へ液状重金属を流出させる液状重金属流出口を、容器本体の基端部に設けたことを特徴する中性子散乱施設用ターゲット。
IPC (2件):
H05H 6/00 ,  G21K 5/08
FI (2件):
H05H 6/00 ,  G21K 5/08 C
Fターム (3件):
2G085AA13 ,  2G085BA17 ,  2G085BE10

前のページに戻る