特許
J-GLOBAL ID:200903052229946752

皮膚の状態を向上させる方法およびビタミンD化合物含有組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川崎 隆夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-238775
公開番号(公開出願番号):特開平5-140090
出願日: 1991年08月26日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】皮膚状態の処置たとえば皺、皮膚の水分補給の欠如すなわち乾燥皮膚、適度な皮膚の張りの欠如すなわち弛んだ皮膚および不十分な皮脂分泌の処置のため1種またはそれ以上の側鎖不飽和1α-ヒドロキシビタミンD同族体化合物を含む化粧用組成物を提供する。【構成】1α-ヒドロキシビタミンD同族体化合物、19-ノル-ビタミンD化合物およびセコステロール化合物からなる群から選択された1種またはそれ以上のビタミンDを適当なキャリアーと共に含む各種皮膚状態の処置に有用な組成物である。処置は、局所的、経口的あるいは非経口的であってよい。前記ビタミンD系化合物は、組成物に対して約0.001μg/g〜約10μg/gの範囲の量で組成物中に存在していて、約0.1μg/日〜約25μg/日の投与量で経口投与または非経口投与できる。
請求項(抜粋):
皮膚状態の処置剤の製造に用いられる下記式I、IIまたはIII の化合物:式I:【化1】(ここで、R4 およびR5 は、それぞれ水素原子であるかまたはR4 とR5 とが一緒になって単結合または二重結合を形成していて、Zは、水素原子、ヒドロキシ基、または保護されたヒドロキシ基であり、R3 は、水素原子、ヒドロキシ基、保護されたヒドロキシ基またはアルキル基であり、XおよびYは互いに同じであっても異なっていてもよく水素原子またはヒドロキシ保護基であり、R1 が、-(CH2)q -Hであり、R2 が、-(CH2)p -Hであり、n、qおよびpがそれぞれ独立的に1〜5の整数であるかまたはR1 とR2 とが一緒になってmが2〜5の整数である基-(CH2)m -を示し、この際n、qおよびpのうちの少なくとも1つが1よりも大きいものとする);式II:【化2】(ここで、X1 およびY2 は、それぞれ水素原子、アシル基、アルキルシリル基またはアルコキシアルキル基であり、Uは、水素原子、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、フルオロアルキル基または次式の側鎖である:【化3】(式中、Z1 は、水素原子、ヒドロキシ基またはO-アシル基であり、R6 およびR7 値は互いに同じであっても異なっていてもよくアルキル基、ヒドロキシアルキル基またはフルオロアルキル基であるかまたはR6 とR7 とが一緒になってmが2〜5の整数である-(CH2)m -基を示し、R8 が、水素原子、フッ素原子、ヒドロキシ基、O-アシル基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基またはフルオロアルキル基であり、R9 が、水素原子、フッ素原子、アルキル基、ヒドロキシアルキル基またはフルオロアルキル基であるかまたはR8 とR9 とが一緒になって二重結合となった酸素または二重結合となった炭素を示し、R10およびR11は互いに同じであって異なっていてもよく水素原子、フッ素原子、ヒドロキシ基、O-アシル基またはアルキル基であるかまたはR10とR11とが一緒になって結合または二重結合を形成していて、nが1〜5の整数であり、側鎖の20位、22位または23位のいずれかにある炭素が、O原子、S原子またはN原子により置換されていてもよい);式III :【化4】(ここで、R12は、水素原子、メチル基、エチル基またはプロピル基であり、X2 およびY2 は互いに同じであっても異なっていてもよく水素原子、アシル基またはヒドロキシ保護基である)。
IPC (4件):
C07C401/00 ,  A61K 31/59 ADA ,  A61K 31/59 ADF ,  A61K 31/59 ADJ
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭62-263125
  • 特表昭63-500661
  • 特表昭62-501073
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