特許
J-GLOBAL ID:200903052231071429

電流差動保護継電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 鈴江 武彦 ,  村松 貞男 ,  坪井 淳 ,  橋本 良郎 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  河井 将次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-247151
公開番号(公開出願番号):特開2004-088920
出願日: 2002年08月27日
公開日(公表日): 2004年03月18日
要約:
【課題】対向端子間で伝送されるサンプリングされた各端子のデータの伝送速度の低速化を実現して標準的な通信装置を使用できるようにすることにある。【解決手段】複数端子間を送電線により連系してなる電力系統の各端子に設置され、各端子の各相電流をサンプリング同期信号に基づき一定周期でサンプリングし、ディジタル変換してなるデータを各端子間で伝送しあって、保護演算を行う電流差動保護継電装置において、一定周期でサンプリングされた複数の電流データから各相の電流ベクトルを表す互いに直交する2量を求める直交量演算部9と、直交量演算部9により求められた直交する2量を対向端子間で送受信する伝送部8と、直交量演算部9により求められた自端と対向端から伝送される直交する2量から差動演算により送電線の事故発生の有無を判定する演算部6と、この演算部の判定結果に基づき所定の出力を送出する出力部7とを備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数端子間を送電線により連系してなる電力系統の各端子に設置され、各端子の各相電流をサンプリング同期信号に基づき一定周期でサンプリングし、ディジタル変換してなるデータを各端子間で伝送しあって、保護演算を行う電流差動保護継電装置において、 前記一定周期でサンプリングされた複数の電流データから各相の電流ベクトルを表す互いに直交する2量を求める第1の演算手段と、 この第1の演算手段により求められた直交する2量を対向端子間で送受信する伝送手段と、 前記第1の演算手段により求められた自端と対向端の直交する2量から両端子の電流のベクトル和とスカラー量を算出し、送電線の事故発生の有無を判定する第2の演算手段と、 この第2の演算手段の判定結果に基づき所定の出力を送出する出力手段とを備えたことを特徴とする電流差動保護継電装置。
IPC (1件):
H02H3/28
FI (1件):
H02H3/28 A
Fターム (5件):
5G047AA03 ,  5G047AB05 ,  5G047BB01 ,  5G047CA01 ,  5G047CA02
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • POWER SYSTEM PROTECTION, 1995, Volume4, P.74-79

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