特許
J-GLOBAL ID:200903052231280508

漂白洗浄剤組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-168145
公開番号(公開出願番号):特開平8-027487
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 皮脂汚れ、油汚れなどの親油性汚れに高い漂白洗浄力を示し、且つ染料の脱色が起こらない漂白洗浄剤組成物を提供する。【構成】 (a)水溶液中で過酸化水素を発生しうる無機過酸化物1〜95重量%、(b)一般式(1)に示されるペルオクソ酸漂白剤前駆体であって、対応するR-COONaのデービス(Davies)氏の方法によって求められたHLB が23以下であり、且つ当該ペルオクソ酸漂白剤前駆体から発生する過酸化ジアシロイルの特定条件下で測定した濃度が1mM以上であるペルオクソ酸漂白剤前駆体 0.1〜30重量%、(c) 少なくとも1つのアシル基を有するアミド化合物を前記(b) 成分に対して0.01〜5重量%及び(d) 界面活性剤 0.1〜50重量%を含有し、且つ(b) 成分と(c) 成分が、両者を混合した粉体として配合されている漂白洗浄剤組成物。【化1】(式中、R は置換基、連結基を有していてもよい炭素数7〜22のアルキル基等、L は脱離基を示す)
請求項(抜粋):
(a) 水溶液中で過酸化水素を発生しうる無機過酸化物を1〜95重量%(b) 一般式(1) で示されるペルオクソ酸漂白剤前駆体であって、【化1】〔式中、R は置換基を有していてもよく、また連結基を含んでいてもよい炭素数7〜22のアルキル基もしくはアルケニル基、又は炭素数1〜18のアルキル基あるいはアルケニル基で置換していてもよいアリール基を示し、L は脱離基を示す。〕一般式(1) で示されるペルオクソ酸漂白剤前駆体から生成する有機過酸に対応する脂肪酸ナトリウム塩 RCOONa のデービス(Davies)氏の方法〔J. T. Davies, Proc. Intern. Cong. Surface Active Substances,2nd(London), Vol.1,p426(1957)〕によって計算されるHLB が23以下であり、さらに当該ペルオクソ酸漂白剤前駆体を10mM、過酸化水素を50mMの濃度で含有する水溶液を調製した場合の20°C、10分後における下記一般式(2)【化2】に示される過酸化ジアシロイルの生成量が1mM以上となるペルオクソ酸漂白剤前駆体を0.1 〜30重量%(c) 一般式(3) で示される有機含窒素化合物を前記ペルオクソ酸漂白剤前駆体に対して0.01〜5重量%【化3】〔式中、A, B, C はこれらのうち少なくとも1つが R1-CO基であり、残りがH、置換基或いは連結基を含んでいてもよい炭素数1〜20のアルキル基もしくはアルケニル基、又は置換基或いは連結基を含んでいてもよいアリール基を示し、A, B, C の2以上が環を形成していてもよい。ここでR1はH 、又は置換基或いは連結基を含んでいてもよい炭素数1〜20のアルキル基もしくはアルケニル基を示す。〕(d) 陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種の界面活性剤を 0.1〜50重量%含有する漂白洗浄剤組成物であって、(b) 成分及び(c) 成分がこの両者を予め混合した粉体として配合されていることを特徴とする漂白洗浄剤組成物。
IPC (8件):
C11D 7/54 ,  C11D 3/32 ,  C11D 3/39 ,  C11D 3/395 ,  C11D 7/18 ,  C11D 7/32 ,  C11D 7/38 ,  D06L 3/02

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