特許
J-GLOBAL ID:200903052232100163

オーディオ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 千幹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-097283
公開番号(公開出願番号):特開平7-306684
出願日: 1994年05月11日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 スピーカから聴取位置迄の遅延時間を予め測定しておく必要がなく、しかも、伝搬特性が変化しても対応可能にする。【構成】 信号処理部106aは適応信号処理により、検出音声信号Sdの低域信号成分がイコライザ102の出力信号SeLと等しくなるように適応フィルタ106bの係数を決定する。これにより、最終的に適応フィルタ106bの係数は所定値に収束し、検出音声信号Sdの低域信号成分はイコライザ102の出力信号SeLと略等しくなる。かかる状態において、聴取位置でイコライザ102に設定した低域周波数特性通りの音声を聴取することができる。又、遅延時間設定部120は遅延部110の入力側から検出部104までの信号遅延時間T2を相関演算により算出する。そして、該信号遅延時間T2と目標特性設定部102を通過する低域信号成分の信号遅延時間T1とが等しくなるように遅延部110の遅延時間を設定する。
請求項(抜粋):
オーディオソースから出力されるオーディオ信号の低域信号成分に所望の周波数特性を付与するオーディオ装置において、低域における目標周波数特性を設定すると共に、オーディオ信号の低域信号成分が入力される目標特性設定部と、オーディオ信号の高域信号成分を遅延する遅延部と、該遅延部の出力信号とオーディオ信号の低域信号成分を合成した合成信号に応じた音声を音響空間に放射する第1の音声放射部と、音響空間における音声信号を検出する検出部と、検出された音声信号と前記目標特性設定部から出力される音声信号との差を演算する演算部と、前記差が零なるように信号を発生する信号処理部と、該信号に応じた音声を音響空間に放射する第2の音声放射部と、前記遅延部の入力側から前記検出部までの信号遅延時間を算出し、該信号遅延時間と目標特性設定手段を通過する低域信号成分の信号遅延時間とが等しくなるように該遅延部の遅延時間を設定する遅延時間設定部を備えたことを特徴とするオーディオ装置。
IPC (3件):
G10K 15/00 ,  G10K 15/12 ,  H03G 3/20
FI (2件):
G10K 15/00 M ,  G10K 15/00 B
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平3-143195
  • 特開平3-143195
  • 特開平4-312099
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