特許
J-GLOBAL ID:200903052232634745
Ni-MHバッテリの残容量検出装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-316605
公開番号(公開出願番号):特開平7-169510
出願日: 1993年12月16日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】Ni-MHバッテリの残容量を、その劣化度や放電時の出力電力を考慮して的確且つ容易にリアルタイムで検出することができる残容量検出装置を提供する。【構成】Ni-MHバッテリ1の充電時の内部抵抗値によりバッテリ1の劣化度を把握する手段20と、劣化度に応じた容量減少分CL を求める手段13と、放電開始時から現在までの放電量ΣCD の検出する手段22と、バッテリ1の現在の出力電力に応じた容量減少分CO を求める手段15と、放電量ΣCD 及び容量減少分CL ,CO を用いてバッテリ1の現在の残容量CR を次式により求める手段17とを備える。CR =(CI -CO ・L-CL )・TC -ΣCD上式において、CI は放電開始時の初期容量、Lは容量減少分CO を劣化度に応じて補正するための補正係数、TC は上式の括弧内の項をバッテリ温度に応じて補正するための補正係数である。
請求項(抜粋):
Ni-MHバッテリの充電時の電圧の変化量と充電電流値とから該バッテリの内部抵抗値を検出し、該内部抵抗値を基に該バッテリの現在の劣化度を把握する劣化度把握手段と、該バッテリの充電後における放電時の出力電力を検出する出力電力検出手段と、該放電の開始時からの該バッテリの放電量を検出する放電量検出手段と、前記バッテリの劣化度と該バッテリの容量減少分とのあらかじめ定められた相関関係に基づき、前記劣化度把握手段により把握された現在の劣化度における該バッテリの容量減少分を求める劣化容量把握手段と、前記バッテリの放電時の出力電力と該バッテリの容量減少分とのあらかじめ定められた相関関係に基づき、前記出力電力検出手段により検出された現在の出力電力における該バッテリの容量減少分を求める出力容量把握手段と、該バッテリの出力電力に応じた容量減少分と前記バッテリの劣化度とのあらかじめ定められた相関関係に基づき、前記出力容量把握手段により求められた容量減少分を前記劣化度把握手段により求められたバッテリの現在の劣化度に応じて補正する出力容量補正手段と、前記バッテリの放電開始時における初期容量から前記放電量検出手段により検出された前記放電量と、前記劣化容量把握手段により求められた前記容量減少分と、前記出力容量補正手段により補正された前記出力電力に応じた容量減少分とを減じる演算手段とを備え、該演算手段により得られた値を現在のバッテリの残容量として検出することを特徴とするNi-MHバッテリの残容量検出装置。
IPC (3件):
H01M 10/48
, B60L 3/00
, G01R 31/36
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