特許
J-GLOBAL ID:200903052233820682

光分岐モジュールと波長カプラ並びにプリズムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松村 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-032055
公開番号(公開出願番号):特開平9-230177
出願日: 1996年02月20日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 波長多重双方向通信に使用される光分岐モジュールの波長多重機能と双方向送信および受信機能をもたせる。【解決手段】 切断溝を有する1本の光ファイバ2の切断溝に波長フィルタ3を挿入して波長カプラ1を機械的に構成し、基板中央付近に設けた1箇所の壁面が鏡面をなす斜面を有するくぼみに発光素子の半導体レーザ6を、前記斜面に隣接して前記基板上に受光素子のピンホトダイオード7を設けた半導体素子と、この半導体素子の上にハーフミラー9と反射ミラー10を斜面に有する平行四辺形プリズム94を設けたパッケージ8をレンズ14で光学結合構成することにより、波長カプラ機能と光分岐機能を有した製作が容易な部品数の少ない光分岐モジュールを得ることができる。
請求項(抜粋):
中心軸に対して斜めに切断溝を有する1本の光ファイバおよび前記切断溝に挿入したフィルタから構成された波長カプラと、中央付近に少なくとも1箇所の壁面に鏡面状の斜面をなすくぼみを有するシリコン基板、前記くぼみ内に設けた発光素子、前記斜面に隣接して前記シリコン基板上に設けた受光素子、前記斜面上方に斜めに設けたハーフミラー、前記受光素子の上方に前記ハーフミラーに対して平行に設けた反射ミラーから構成された光半導体素子と、前記波長カプラと前記光半導体素子の間に設けられたレンズとから構成され、前記発光素子から出力した光を前記シリコン基板の鏡面をなす斜面で反射した後、前記ハーフミラーを透過し前記レンズで集光して、前記フィルタで反射して前記光ファイバに入力する光路と、前記光ファイバから出力して前記フィルタで反射した光を前記レンズで集光して前記ハーフミラーおよび前記反射ミラーで反射して前記受光素子に入射する光路を有することを特徴とする光分岐モジュール。
IPC (2件):
G02B 6/42 ,  G02B 6/293
FI (2件):
G02B 6/42 ,  G02B 6/28 C

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