特許
J-GLOBAL ID:200903052233944462

固体撮像装置の手ぶれ補正方法および固体撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-213719
公開番号(公開出願番号):特開2001-045359
出願日: 1999年07月28日
公開日(公表日): 2001年02月16日
要約:
【要約】【課題】 従来技術の1フィールド内の“ぼけ”を補正することができず画質が劣化していた欠点を解決し、画質が改善された固体撮像装置を実現する。【解決手段】 動き検出部4から得られた動き信号は読み出し制御部6を制御し、読み出し制御部6はこの動き信号を元に画像メモリ3に書き込まれている映像信号を水平と垂直方向に手ぶれによって移動した後の位置から読み出す。この時、手ぶれによる移動が複数画素にわたる場合には前記複数画素にわたって、移動した水平と垂直方向の手ぶれ方向に1画素ごとの複数枚の画面を読み出す。画像重ね合せ合成部7は元の被写体の同一の点が重ね合わされるように合成する。
請求項(抜粋):
複数の光電変換素子が水平と垂直方向に所定の繰り返し周期で配列され、被写体からの入射光を所定の期間光電変換するように構成された二次元固体撮像素子と、該二次元固体撮像素子の出力信号から二次元の画像信号を形成する映像信号処理手段と、該映像信号処理手段から得られる二次元画像信号を記憶する画像メモリと、撮像装置の動きを検出する動き検出手段と、該動き検出手段から得られる動き信号に基づいて前記画像メモリに記憶された二次元画像信号を読み出すように制御する読み出し制御手段と、この読み出された二次元画像信号を複数回重ね合わせて合成する画像重ね合わせ合成手段とを有する固体撮像装置の手ぶれ補正方法であって、前記読み出し制御手段が前記二次元固体撮像素子に結像された被写体画像が入射光を光電変換する前記所定の期間において水平と垂直方向に前記光電変換素子の複数個にわたって移動しつつ光電変換された移動範囲に相当する範囲の二次元画像信号を前記画像メモリから読み出す段階と、前記画像重ね合わせ合成手段が前記読み出された移動範囲に相当する範囲の二次元画像信号を前記結像された被写体画像の移動方向と逆方向となるように水平と垂直方向に1画素ずつずらして複数回重ね合わせて加算合成して動きを打ち消した1画面の画像を合成する段階を有する、固体撮像装置の手ぶれ補正方法。

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