特許
J-GLOBAL ID:200903052237683256

画像処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-057591
公開番号(公開出願番号):特開平6-274615
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 放射線画像を表す画像信号に画像処理を施す画像処理方法において、放射線画像中のノイズ成分を強調することなく、主要被写体のエッジ成分のみを選択的に強調できるようにする。【構成】 放射線画像を表す画像信号1に対してスムージング関数の2次導関数を基本ウェーブレットとしてウェーブレット変換2を施し、画像信号1を複数の周波数帯域の信号3に分解する。次いでこの信号3のうち、所望とする周波数帯域の周波数範囲において最も低い帯域の信号3の値が0となる0点位置の検出4を行い、この0点付近において他の部分よりも大きい値を有する強調係数5を設定し、この強調係数5を最も低い周波数帯域よりも1段階高い周波数帯域の信号3に乗算することによる画像強調6を行う。この強調係数5の設定、乗算を所望とする周波数帯域の信号3について順次行い、この画像強調6がなされた信号に対して逆ウェーブレット変換7を施す。
請求項(抜粋):
放射線画像を表す画像信号から該放射線画像の可視像を再生するに当り、該画像信号に画像処理を施す画像処理方法において、該画像信号にスムージング関数の2次導関数を基本ウエーブレット関数としてウェーブレット変換を施すことにより、該画像信号を複数の周波数帯域の信号に分解し、該複数の周波数帯域の信号における、所望とする周波数帯域の範囲にある信号のうち、最も低い周波数帯域の信号において、該信号値が0となる0点を検出し、該検出された0点付近において、他の部分よりも大きい値を有する強調係数を設定し、該強調係数を前記最も低い周波数帯域よりも1段階高い周波数帯域の信号に乗算し、該強調係数が乗算された信号において、該信号の値が0となる0点を検出し、該検出された0点付近において、他の部分よりも大きい値を有する強調係数を設定し、該強調係数を、前記1段階高い周波数帯域よりもさらに1段階高い高周波数帯域の信号に乗算し、前記0点の検出、前記強調係数の設定および前記強調係数の乗算を、前記所望とする周波数帯域の範囲にあるすべての信号について行い、該強調係数が乗算された各信号および他の信号に逆ウェーブレット変換を施すことを特徴とする画像処理方法。
IPC (3件):
G06F 15/68 400 ,  H04N 5/325 ,  G06F 15/332

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