特許
J-GLOBAL ID:200903052243114727

バナジウム/リン混合酸化物触媒前駆体を無水マレイン酸製造用の活性触媒に変換させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-109839
公開番号(公開出願番号):特開平10-052644
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 非芳香族炭化水素を気相酸化により無水マレイン酸に転化する反応の、バナジウム/リン混合酸化物触媒に関する改良であって、触媒の前駆体を処理して活性触媒に変換するにあたり、改善された転化率および選択率が得られるような活性化処理法を提供する。【解決手段】 流動床中で、下記の工程を行なう:a)前駆体の当初加熱、b)大気圧を超える圧力下での追加の加熱、c)大気圧を超える圧力下での等温段階、および最後に、d)得られた活性触媒の冷却。
請求項(抜粋):
下式であらわされる触媒前駆体を【化1】〔式中、Meは元素の周期律表第IA,IB,IIA,IIB,IIIA,IIIB,IVA,IVB,VA,VB,VIA,VIBおよびVIIIA族の元素からなるグループからえらんだプロモータ元素の少なくとも1種またはそれらの混合物であり、aは約0.3から約0.7までの数であり、mは約0から約0.3までの数であり、pは約0から約0.3までの数であり、そしてyは、存在するすべての元素の原子価要求を満たすために必要な酸素の量に相当する。〕下式であらわされる活性触媒に変換させる方法であって、【化2】〔式中、m,pおよびyは上に定義したとおり。〕流動床において下記の諸工程を実施することからなる方法:a)前駆体を約250°Cを超えない温度に加熱する当初加熱工程、b)大気圧を超える圧力下に、約200°Cから、380°C以上600°Cまでの温度に加熱する、さらなる加熱工程、c)工程bで到達した温度における、大気圧を超える圧力下の保持工程、およびd)活性化された触媒の冷却工程。
IPC (4件):
B01J 27/198 ,  B01J 27/199 ,  C07D307/60 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
B01J 27/198 Z ,  B01J 27/199 Z ,  C07D307/60 B ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (4件)
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