特許
J-GLOBAL ID:200903052244562847
光学系及びそれを用いた撮像装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高梨 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-043003
公開番号(公開出願番号):特開平10-221604
出願日: 1997年02月12日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 全系の収差補正、特に色収差を良好に補正して結像性能の向上を図った光学系及びそれを用いた撮像装置を得ること。【解決手段】 透明体の表面に入射面、曲面の内面反射面、射出面を設けた光学素子を有する光学系であって、物体からの光束は該入射面を屈折して該光学素子に入射し、該反射面で反射した後に該射出面を屈折して射出して最終像面に結像し、物体中心より出て絞り中心を通って該最終像面の中心に至る光線の経路を基準軸として該基準軸に沿って距離を測ることとし、該入射面の曲率半径をr1、該入射面の物体距離をs1、該入射面の入射瞳距離をt1、該射出面の曲率半径をrk、該射出面の像距離をsk' 、該射出面の射出瞳距離をtk' 、結像倍率をbとして、比A/A'=(1/r1-1/s1)/(1/rk-1/sk' )と比B/B'=(1/s1-1/t1)/(1/sk'-1/tk' )とが共にC={sk'/(s1・b)}2に等しくなる様に該光学素子の各要素を設定している。
請求項(抜粋):
透明体の表面に入射面、内面反射をする曲面の反射面、射出面を設けた光学素子を有する光学系であって、物体からの光束は該入射面を屈折して該光学素子に入射し、該反射面で反射した後に該射出面を屈折して射出して最終像面に結像し、物体中心より出て絞り中心を通って該最終像面の中心に至る光線の経路を基準軸として、該基準軸に沿って距離を測ることとし、該入射面の曲率半径をr<SB>1</SB>、該入射面から測った物体距離をs<SB>1</SB>、該入射面から入射瞳位置までの距離をt<SB>1</SB>、該射出面の曲率半径をr<SB>k</SB>、該射出面から測った像距離をs<SB>k</SB>' 、該射出面から射出瞳位置までの距離をt<SB>k</SB>' 、A=(1/r<SB>1</SB>-1/s<SB>1</SB>)A'=(1/r<SB>k</SB>-1/s<SB>k</SB>')B=(1/s<SB>1</SB>-1/t<SB>1</SB>)B'=(1/s<SB>k</SB>'-1/t<SB>k</SB>')としたとき、比A/A'と比B/B'とが以下の条件を満たすように該光学素子および該物点、該像点を設定したことを特徴とする光学系。0.5<(A/A')/C<2.00.3<(B/B')/C<2.3ただし、C は該物体距離s<SB>1</SB>と前記像距離s<SB>k</SB>' が共に有限の状態で使用し、その時の前記光学素子の結像倍率をb としたとき、C={s<SB>k</SB>'/(s<SB>1</SB>*b)}<SP>2</SP> 、該物体距離s<SB>1</SB>が無限遠で前記像距離s<SB>k</SB>' が有限の状態で使用し、前記光学素子の焦点距離をf<SB>eq</SB> としたとき、C=(s<SB>k</SB>'/f<SB>eq</SB>)<SP>2</SP>、該物体距離s<SB>1</SB>が有限で、前記像距離s<SB>k</SB>' が無限遠の状態で使用し、前記光学素子の焦点距離をf<SB>eq</SB> としたとき、C=(f<SB>eq</SB>/s<SB>1</SB>)<SP>2</SP> 、該物体距離s<SB>1</SB>と前記像距離s<SB>k</SB>' が共に無限遠の状態で使用し、その時の前記光学素子の角倍率をg としたとき、C=1/g<SP>2</SP>、で定義される。
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