特許
J-GLOBAL ID:200903052248175112

戻り損失特性を改善した光ファイバコネクタとその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-040655
公開番号(公開出願番号):特開平10-274727
出願日: 1998年02月23日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】約75dBまで戻り損失値を高めた光ファイバケーブルコネクタを製造する。【解決手段】 光ファイバケーブルコネクタであって、軸方向通路16を有する円筒状セラミックフェルール13を持つ。光ファイバ17の端部分は、エポキシによって通路内に固定され、ファイバの端面はフェルールの端部14に露出する。二つのフェルールの端部が合わさり、各光ファイバの端面同士が接合する。圧縮ばね21によって、フェルールの端部が互いに押し付けられる。フェルールの磨いた端部はドーム形をなし、露出した光ファイバの端面がそのドームの頂点に位置する。光ファイバの端面が、それを囲むフェルール端部の表面に対して、球面アンダカットのみならず、平面アンダカットをも形成する。
請求項(抜粋):
光ファイバケーブルコネクタに使用するセラミック製フェルールアセンブリの製造方法において、(a)中央通路と端部を有するフェルールを提供する工程と、(b)光ファイバケーブル内に被覆された光ファイバの所定長さ部分を露出させるべく、そのケーブルの端部分の被覆をはがす工程と、(c)前記光ファイバの自由端部が前記フェルールの端部を貫通して突出するように、前記フェルールの中央通路の内部に前記光ファイバ所定長さの部分を固定する工程と、(d)前記フェルールの端部から突出している余分な光ファイバを取り去るべく、比較的粗い研磨材により前記フェルールの端部を研削する工程と、(e)工程(d)で残った傷と割れを取り去り、前記フェルール端部をあらかじめ定められた球半径を有するドーム形状にし始めるべく、少し細かい中程度の研磨材により、前記フェルールの端部を磨く工程と、(f)工程(e)で残った傷と割れを取り去るべく、さらに細かい中・微細程度の研磨材により、前記フェルールの端部を磨く工程と、(g)前記光ファイバの端面が、前記フェルールのドーム状の端部に比較して、あらかじめ定められた球面アンダカットとあらかじめ定められた平面アンダカットとを呈するようになるのに十分な時間だけ、さらに細かい微細程度の研磨材により、前記フェルールの端部を磨く工程と、を有することを特徴とする方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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