特許
J-GLOBAL ID:200903052250161161

内燃機関の空燃比制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木田 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-004148
公開番号(公開出願番号):特開平9-195830
出願日: 1996年01月12日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の空燃比制御方法において、環境変化検出手段が故障して燃料噴射補正値あるいは補正係数が所定の値に固定された場合、フィードバック補正値を限界まで上げてもなお、最終的な燃料噴射量が目標燃料噴射量に達せず、空燃比がリーン状態のまま維持されてしまうことがある。【解決手段】 本発明は、環境変化検出手段の故障時に当該手段の検出結果に基づいて決められる燃料噴射量補正値を一定の値に固定し、また、空燃比検出手段の検出結果に基づいて決められるフィードバック補正値に限界幅を設けるという二つのフェールセーフ機能を備えた内燃機関の空燃比制御方法において、環境変化検出手段が故障した時に、フィードバック補正値の限界幅、前記所定の値に固定された燃料噴射量補正値、又は基本燃料噴射量の何れかを調節して、フィードバック補正値の変化に対応して空燃比検出手段が反応し得るレベルまで、最終的な燃料噴射量を増加又は減少させる。
請求項(抜粋):
燃料噴射装置の燃料噴射量を、エンジンの運転状態を検出する手段の検出結果に基づいて決められる基本燃料噴射量と、エンジンの運転条件に対する環境変化を検出する手段の検出結果に基づいて決められる燃料噴射量補正値と、燃料噴射後の実際の空燃比を検出する手段からの検出結果に基づいて、空燃比がリーンであれば燃料噴射量を増加し、リッチであれば燃料噴射量を減少させるように算出されるフィードバック補正値とに基づいて決定する一方で、前記環境変化検出手段の動作を監視し、該手段の故障を検出した場合には、フェールセーフとして前記燃料噴射量補正値を所定の値に固定し、また、空燃比検出手段の故障時のフェールセーフとして前記空燃比フィードバック補正値に限界幅を定めた内燃機関の空燃比制御方法において、前記環境変化検出手段の故障を検出した時に、空燃比フィードバック補正値の変化に対応して空燃比検出手段が反応し得るレベルまで空燃比フィードバック補正値の限界幅を拡大することを特徴とする内燃機関の空燃比制御方法。
IPC (3件):
F02D 41/22 305 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 305
FI (3件):
F02D 41/22 305 K ,  F02D 41/14 310 K ,  F02D 45/00 305 A
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-091345
  • 特開平2-221654
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-091345
  • 特開平2-221654

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