特許
J-GLOBAL ID:200903052252535190

ディレクトリ・ベースのキャッシュ・コヒーレンス・プロトコルによるマルチプロセッサのための無効バス最適化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-191724
公開番号(公開出願番号):特開平9-091255
出願日: 1996年07月22日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 スケーラブル・マルチプロセッサ・システムにおいて使用されるマルチステージ相互接続ネットワークにとって有用な最適化機構を提供する。【解決手段】 マルチステージ相互接続ネットワーク・ベースのマルチプロセッサのための、ディレクトリ・ベースのキャッシュ・コヒーレンス・プロトコルの最適化機構が、ネットワーク待ち時間を低減することによりシステム性能を改良する。最適化機構はスケーラブルであり、適度な数のプロセッサを有するマルチプロセッサ・システムを対象とする。共用データの変更が、これらのシステムにおける性能低下の支配的な要因である。ディレクトリ・ベースのキャッシュ・コヒーレンス機構は、ネットワークのプロセッサ側で無効バスを使用する。無効バスはシステム内の全ての専用キャッシュを接続し、無効要求を処理し、それによりネットワークを通じて無効を送信する必要を排除する。
請求項(抜粋):
共用メモリ・マルチプロセッサ・システムであって、各々が関連キャッシュ・メモリを有する複数のプロセッサと、前記各プロセッサのキャッシュ・メモリに接続されるマルチステージ相互接続ネットワークと、前記マルチステージ相互接続ネットワークに接続される複数のインタリーブド・メモリ・モジュールと、キャッシュ・ラインの大域状態を決定するために使用される情報を含み、分散大域ディレクトリを構成する複数の大域ディレクトリ・モジュールにより構成される大域ディレクトリであって、前記各メモリ・モジュールが関連する前記大域ディレクトリ・モジュールを有する、前記大域ディレクトリと、前記各キャッシュ・メモリに直接接続される無効バスと、を含み、前記プロセッサが、変更しようとするデータのアドレスを前記無効バス上に出力すると同時に、データ変更のための記憶要求を前記大域ディレクトリに送信し、前記無効バス上のアドレスにより識別される前記キャッシュ・ラインのコピーを有する全ての前記キャッシュ・メモリが、それらの前記コピーを無効にし、前記大域ディレクトリがデータの変更を許可する許可信号を前記プロセッサに送信する、共用メモリ・マルチプロセッサ・システム。
IPC (3件):
G06F 15/16 330 ,  G06F 12/08 ,  G06F 12/08 310
FI (3件):
G06F 15/16 330 Z ,  G06F 12/08 E ,  G06F 12/08 310 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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