特許
J-GLOBAL ID:200903052253726496
液体の噴霧装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-128150
公開番号(公開出願番号):特開平5-213382
出願日: 1992年04月21日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 逆さ状態でも使用でき、かつ低コストで液体用噴霧装置を製造可能にすること。【構成】 空気圧により容器1内の液体をスプレーする噴霧装置であって、容器の蓋部分が送り管9を同軸的に挿入するインサート6およびキャップ5を備え、これら部材は同心状に設けられて互いにはめ合わ可能な環状壁10〜16間の環状空間13,18,19とキャップ内の通路22〜25が形成され、この通路が環状空間18,19 から混合ノズル27に通じ、環状空間18,19 は絞りスロット20を介して互いに連通する。この環状空間により、容器を逆さにした状態でもスプレー可能となる。
請求項(抜粋):
圧力により空となる容器内の液体をスプレーまたは噴霧するための装置であって、前記容器の蓋部分に、容器内部へ伸びている送り管を介して液体を供給するとともに、空気を容器内の液体の上方に入れるための送り空洞部を形成し、該送り空洞部は混合ノズルに通じており、容器の蓋部分において液体/空気の混合体が供給されるようになっているものにおいて、容器の蓋部分が、送り管(9)がインサートの中央貫通孔(8)に同軸的に挿入されて、容器首部分(2)内にはめ込まれるインサート(6)と、容器首部分の外側に螺着されて、閉鎖位置と開放位置との間を回転によって軸方向に移動可能なキャップ(5)とによって形成されており、さらに、液体及び空気を取り替え可能にする送り空洞部は、インサート(6)及びキャップ(5)に互いに半径方向にずらして同心状に設けられて互いにはめ合わ可能な環状壁(10、11;14、15、16)間の環状空間(13、18、19)と、キャップ(5)の内側に形成された複数の通路(22〜25)とによって形成されており、前記環状空間のうちの半径方向外側の空間(13、19)は開放位置にある時に絞り手段を介して連通しており、前記通路は、キャップ内の液体及び空気用のそれぞれの環状空間(18、19)からキャップ(5)に形成された混合ノズル(27)まで延在しており、混合ノズルに対してほぼ接線方向に通じるようにしたことを特徴とする装置。
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