特許
J-GLOBAL ID:200903052254074760

エチレン共重合

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-517365
公開番号(公開出願番号):特表平8-506135
出願日: 1994年01月28日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】エチレン/a-オレフィンインターポリマー組成物の重合方法を開示する。このインターポリマー組成物は調節された組成と調節された分子量分布を示す。この方法では、少なくとも1基の反応槽の中で高効率の均一触媒組成物を用いることで狭い組成分布と狭い分子量分布を示す第一インターポリマーを生じさせ、そして他の少なくとも1基の反応槽の中で高効率の不均一チーグラー触媒を用いる。望まれている生成物に応じてこれらの反応槽を逐次的にか或は個別に運転することができる。これらの新規な組成物は良好な光学特性(例えば透明度および曇り度など)および良好な物性(例えばモジュラス、降伏強度、じん性および引裂きなど)を示す。これらの組成物を用いて製造することができる有効な製品にはフィルム、成形品および繊維が含まれる。
請求項(抜粋):
エチレン/a-オレフィンインターポリマー組成物を製造する方法において、(A)少なくとも1基の反応槽の中で、溶液重合条件下、アルミニウム共触媒を含んでいないか或はアルミニウム共触媒を若干のみ含んでいる均一触媒組成物を存在させて、エチレンと他の少なくとも1種のa-オレフィンとを接触させて反応させることにより、狭い組成分布と狭い分子量分布を示す第一インターポリマーが入っている溶液を生じさせ、(B)他の少なくとも1基の反応槽の中で、溶液重合条件下、不均一チーグラー触媒を存在させて、エチレンと他の少なくとも1種のa-オレフィンとを、段階(A)で用いた重合反応温度よりも高い重合反応温度で接触させて反応させることにより、幅広い組成分布と幅広い分子量分布を示す第二インターポリマーが入っている溶液を生じさせるが、ここで、このチーグラー触媒は、 (i)ハロゲン化マグネシウムまたはシリカから誘導される固体状支持体成分と、 (ii)式TrX’4-q(OR1)q、TrX’4-qR2q、VOX’3およびVO(OR1)3[式中、Trは、IVB、VBまたはVIB族の金属であり、qは、0であるか、4に等しいか或はそれ以下の数であり、X’は、ハロゲンであり、そしてR1は、1から20個の炭素原子を有するアルキル基、アリール基またはシクロアルキル基であり、そしてR2は、アルキル基、アリール基、アラルキル基または置換アラルキル基である]で表される遷移金属成分、を含んでおり、そして(C)第一インターポリマーが入っている溶液と第二インターポリマーが入っている溶液を一緒にして、エチレン/a-オレフィンインターポリマー組成物が入っている高温のポリマー溶液を生じさせ、そして(D)段階(C)のポリマー溶液から溶媒を除去することで該エチレン/a-オレフィンインターポリマー組成物を回収する、ことを特徴とする方法。
IPC (2件):
C08F 4/642 MFG ,  C08L 23/08 LCD

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