特許
J-GLOBAL ID:200903052265157080

合わせガラス用中間膜及びそれを用いた合わせガラス

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-289925
公開番号(公開出願番号):特開平6-135748
出願日: 1992年10月28日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 可塑化ポリビニルアセタール樹脂中間膜の有する良好な特性を損なうことなく、コインシデンス効果による遮音性の低下を防止し、遮音性能を長期にわたり安定的に発揮する合わせガラス用中間膜及び合わせガラスを得る。【構成】 鹸化度93モル%以下のポリビニルアルコールを炭素数1〜4のアルデヒドでアセタール化して得られるポリビニルアセタール樹脂と可塑剤とからなる樹脂膜Aと、鹸化度98モル%以上のポリビニルアルコールを炭素数1〜4のアルデヒドでアセタール化して得られるポリビニルアセタール樹脂と可塑剤とからなる樹脂膜Bとを積層して中間膜を得る。この場合、樹脂膜Aの可塑剤量は、樹脂膜Bの可塑剤量よりも多く含有されているか、或いは樹脂膜Aと樹脂膜Bとは、可塑剤を浸透しない透明フィルムを介して接着されている。この中間膜を用いて目的の遮音性合わせガラスを得る。
請求項(抜粋):
二種の可塑化ポリビニルアセタール樹脂膜A及びBからなる少なくとも二層の積層樹脂膜であって、樹脂膜Aは、鹸化度93モル%以下のポリビニルアルコールを炭素数1〜4のアルデヒドでアセタール化して得られるポリビニルアセタール樹脂(a) と可塑剤とからなり、樹脂膜Bは、鹸化度98モル%以上のポリビニルアルコールを炭素数1〜4のアルデヒドでアセタール化して得られるポリビニルアセタール樹脂(b) と可塑剤とからなり、樹脂膜Aの可塑剤量は、樹脂膜Bの可塑剤量よりも多く含有されていることを特徴とする合わせガラス用中間膜。
IPC (5件):
C03C 27/12 ,  B32B 17/10 ,  B32B 27/06 ,  C08L 29/14 LHA ,  B32B 27/00 103

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