特許
J-GLOBAL ID:200903052273875471

多翼送風ファン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-271025
公開番号(公開出願番号):特開平7-119691
出願日: 1993年10月28日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 多翼送風ファンのブレード形状に関し、ブレード出口部で静圧成分の高い圧力特性が得られるようにし、騒音の低減およびファン効率の向上をはかる。【構成】 遠心多翼ファン20は、円周方向に配設された複数のブレード1、ブレード1の反空気吸込側端部に形成された底プレート、および複数のブレード1の各空気吸込側端部を接続する環状のシュラウドを有する。ブレード1の内端部61と外端部65の間に形成される中間部63においてその中間点とファン中心を結ぶ線分を半径とする円の接線とその中間点のブレード面とのなす中間角をβ<SB></SB><SB>2</SB> 、ブレード1の外端部65の出口点とファン中心を結ぶ線分を半径とする円の接線とその出口点のブレード面とのなす出口角をβ<SB>3</SB> としたとき、β<SB>2</SB> <β<SB>3</SB> に設定する。これにより、ブレード内径側で全圧が高められ、ブレード外径側で静圧が高められるため、相対的に静圧成分の割合を増大させる。
請求項(抜粋):
円周方向に配設された複数のブレード、前記複数のブレードの反空気吸込側端部に形成された底プレート、および前記複数のブレードの各空気吸込側端部でこれらの複数のブレードを接続する環状のシュラウドを有する遠心多翼ファンであって、前記ブレードの内端部と外端部の間に形成される中間部においてその中間点とファン中心を結ぶ線分を半径とする円の接線とその中間点のブレード面とのなす中間角をβ<SB>2</SB> 、前記ブレードの外端部の出口点とファン中心を結ぶ線分を半径とする円の接線とその出口点のブレード面とのなす出口角をβ<SB>3</SB> としたとき、β<SB>2</SB> <β<SB>3</SB>に設定したことを特徴とする多翼送風ファン。

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