特許
J-GLOBAL ID:200903052276071535

軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-041773
公開番号(公開出願番号):特開平6-235425
出願日: 1993年02月08日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】潤滑油量を少なくしても確実な潤滑を行なえる様にする事で、潤滑油供給装置の小型化及び運転経費の節減を図る。【構成】内輪間座29、29は開口30、30を有する油受空間31、31を有する。各油受空間31、31の外径側周面に、直径方向外方に凹んだ凹部32、32が存在する。各凹部32、32に一端を開口したノズル孔33、33の他端は、上記内輪間座26、26の外面で玉10、10に対向する部分に開口する。外輪間座34の内側に設けられた油吐出口35は、ハウジング1内に設けられた給油通路21と連通する。この油吐出口35に通じる供給ノズル37、37は、上記油受空間31、31に向け開口する。上記各ノズル孔33、33は、玉10、10に近付くに従って直径方向外方に向かう方向に傾斜している。
請求項(抜粋):
円筒状の内周面を有するハウジングと、円筒状の外周面を有し、このハウジングの内側で高速回転する軸と、外周面に内輪軌道を有し、上記軸に外嵌支持された内輪と、内輪に隣接して上記軸に外嵌支持された内輪間座と、内周面に外輪軌道を有し、上記ハウジングに内嵌支持された外輪と、この外輪に隣接して上記ハウジングに内嵌支持された外輪間座と、上記内輪軌道と外輪軌道との間に設けられた複数の転動体とを備えた軸受装置に於いて、上記内輪間座は軸方向一端に開口を有する油受空間と、この油受空間の外径側周面に、直径方向外方に凹んだ状態で設けられた凹部と、この凹部に一端を、上記内輪間座の外面で上記転動体に対向する部分に他端を、それぞれ開口させたノズル孔と、上記外輪間座の内側に設けられ、上記ハウジング内に設けられた給油通路に連通する油吐出口と、上記外輪間座の直径方向内端部に設けられ、その一端を油吐出口に通じさせると共に、その他端を上記油受空間に向け開口させた供給ノズルとを備え、上記ノズル孔は、一端から他端に近付くに従って上記内輪間座の直径方向外方に向かう方向に傾斜している事を特徴とする軸受装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-144117

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