特許
J-GLOBAL ID:200903052287775658
OFDM受信において、周波数、時間窓、サンプリングクロック及び緩やかな位相変動を補正する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
武石 靖彦 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-518667
公開番号(公開出願番号):特表平10-510958
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】本発明はOFDM受信において、周波数、時間窓、サンプリングクロック及びゆるやかな位相変動を補正する方法に関するものである。ディジタル型で幾つかのキャリアを含む信号として伝送される情報は、多数の記号を含む連続フレームからなっており、各フレームには少なくとも1個のアップチャープ及び1個のダウンチャープが配列される。周波数の補正はアップチャープ及びダウンチャープの解析に基づいてなされる。さらに、重み付きインパルス応答の主焦点が決定される。主焦点の位置は時間窓とサンプリングクロックの補正のために用いられる。さらに、受信されたキャリア位置からのベクトルはマトリクス内におけるそれらの理想位置に関して整列している。受信ベクトルとそれらの理想位置ベクトルとの間の角度が判定されると、これはキャリア周波数における伝達関数の振幅、及び座標原点に対するベクトルの距離に関して共に重み付けされる。平均値は、重み付き角変位の形成後に得られる。得られた平均値は位相誤差の補正に用いられる。ここで、得られた位相誤差と、先の位相誤差の知識は次の受信における位相誤差の評価に用いられる。
請求項(抜粋):
キャリア周波数、位相誤差、時間窓、及びサンプリングクロックの周波数を補正するためのOFDM復調方法であって、OFDM受信機による一つの受信信号が所定の間隔で割り振られた複数の記号に分割され、これらの記号はまた、ある一定の間隔において所定内容の基準記号として割り当てられ、且つこれらの基準記号は二つ一組で伝送されるものであるとともに、前記信号は連続番号を付した多数のキャリアを含むようにしたものにおいて、 受信された前記基準記号を受信機において解析し、その基準記号の時間及び周波数に関する内容から受信機がキャリア周波数を如何に調整すべきであるかを指示するにあたり、その基準記号を形成する信号からチャネルのインパルス応答を計算することによりサンプリングクロックの時間窓及び周波数の補正を実行し、受信され且つ復調されたキャリアの複素ベクトルの位置を理想位置と比較してその位置偏差を受信時における位相誤差の補正に用いることを特徴とするOFDM復調方法。
IPC (2件):
FI (2件):
H04J 11/00 Z
, H04L 7/08 A
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