特許
J-GLOBAL ID:200903052291275147

斜軸式可変容量ピストンポンプ又はモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 赤澤 一博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-054319
公開番号(公開出願番号):特開2001-241376
出願日: 2000年02月29日
公開日(公表日): 2001年09月07日
要約:
【要約】【課題】斜軸式可変容量ピストンポンプ又はモータにおいて、主軸とシリンダブロックとの相対回転速度の不均衡に起因して生じる騒音や振動、あるいは不感帯を低減するとともに、コンパクト化に寄与することを課題とする。【課題を解決するための手段】主軸3とシリンダブロック2とを、少なくともボール溝51b、52b、ボール53及びボールリテーナ54を構成要素とし、常に遅れなく、かつ同期回転させることが可能で、なおかつ、極めてコンパクトに構成できる等速同期機構5を用いて連結するようにした。
請求項(抜粋):
ケーシング内に回転可能に配設されたシリンダブロックと、このシリンダブロックの回転軸心に対して傾斜させてなる主軸と、この主軸とシリンダブロックとを同期回転可能に連結する同期機構と、基端部を前記シリンダブロックに設けたシリンダ穴内にスライド可能に嵌挿し、先端部を主軸と直交する支持面上に支持させてこの主軸と同期回転するように周設してなるピストンと、シリンダ穴に一端を開口させた連通路を介して該シリンダ穴内に作動流体を流出入させるポート部と、主軸及びシリンダブロックの回転軸心の傾斜角度を変更し容量を増減するための容量可変機構とを具備してなるものにおいて、前記同期機構が、前記シリンダブロック又は主軸の一方に設けられ、内周に設けた円筒面に軸方向に沿って延びる複数の第1ボール溝を形成してなる凹部と、前記シリンダブロック又は主軸の他方であって前記凹部に少なくとも先端部が収容される位置に固定され、外周に設けた第1凸球面に軸方向に沿って延びる複数の第2ボール溝を形成してなる突部と、前記各第1ボール溝と対応する各第2ボール溝との間にそれぞれ保持されたボールと、前記第1凸球面と円筒面との間に介在し、各ボールに外嵌する半径方向に貫通した複数のボール保持孔を具備する環状のボールリテーナとを具備し、このボールリテーナが、内面に前記第1凸球面に摺接する凹球面を有し外面に前記円筒面に摺接する第2凸球面を有したものであって、この凹球面の中心と第2凸球面の中心とを、前記ボール保持孔に支持された各ボールの配置中心から、その軸心方向に沿って互いに対称位置となるように偏位させていることを特徴とする斜軸式可変容量ピストンポンプ又はモータ。
IPC (2件):
F04B 1/24 ,  F03C 1/24
FI (2件):
F04B 1/24 ,  F03C 1/24
Fターム (15件):
3H070AA01 ,  3H070BB05 ,  3H070BB25 ,  3H070CC01 ,  3H070CC34 ,  3H070DD93 ,  3H084AA07 ,  3H084AA16 ,  3H084AA41 ,  3H084AA43 ,  3H084AA45 ,  3H084BB01 ,  3H084BB26 ,  3H084CC32 ,  3H084CC47

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