特許
J-GLOBAL ID:200903052291312301
挟み込み検出装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-341795
公開番号(公開出願番号):特開平7-163170
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 モータの開閉体を駆動する負荷の変化、温度変化等に対応して安定的な動作を保証する。【構成】 開閉体と枠体の間に異物が挟まると、モータ1の回転速度が低下する。この時、回転検出部である増幅器6からはモータ回転速度に比例した信号Sが出力される。ローパスフィルタ12は急激に変化する信号を出力しないのでSsのみである。差動増幅器13によりSs-Sを出力し増幅器14でK2倍され、差動増幅器16の一方の入力に出力される。一方、微分器15は、入力信号Sを時間微分した信号Sdを出力し、Sは減少する信号であるので、負である信号Sd差動増幅器16の他方の入力に出力する。差動増幅器16はにより、F(挟み込み荷重)=K1×{K2×(S-Ss)-Sd}を出力する。Fが一定の荷重条件Fr以上の荷重が加わると比較器17は制御器2の制御入力2cに制御信号を出力しモータ1を反転させる。
請求項(抜粋):
開閉体と、開閉体を支持する枠体と、開閉体を駆動するモータと、モータの駆動を制御する制御部と、モータの回転速度に応じた回転信号を出力する回転検出部と、回転検出信号を入力信号として演算処理し演算結果に応じて挟み込み状態の判別信号を出力する演算部から構成され、演算部の出力に応じて制御部がモータを制御する装置において、演算部の演算方法として、 K1×{K2×(Ss-S)-Sd} ...(1)S :モータの現在の回転速度Ss:モータの現在迄の平均回転速度、或いは、モータの定常回転時の回転速度Sd:モータの現在の回転速度の時間微分値K1:定数K2:定数の関係に従って演算した結果の値と基準値とを比較判別し、該計算結果の値が基準値を越えた場合には前記演算部が『挟み込み状態』を認識する信号を出力し、該制御信号により制御部がモータの回転を反転させる等の制御をすることを特徴とする開閉体と枠体との間の異物の挟み込み検出装置。
IPC (2件):
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