特許
J-GLOBAL ID:200903052302743580

繊維補強熱可塑性樹脂発泡体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-181445
公開番号(公開出願番号):特開平8-039678
出願日: 1994年08月02日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 均一な機械的強度を有する繊維補強熱可塑性樹脂発泡体を容易に得る。【構成】 一方向に揃えられた多数の連続ガラス繊維と、メルトフローレートが45のポリ塩化ビニルAとからなる繊維強化ポリ塩化ビニル層1と、メルトフローレートが1.0のポリ塩化ビニルBよりなるポリ塩化ビニル層2とを有する積層シート3を形成し、積層シート3を、その繊維方向が長手方向になるようにして、連続的に中空状に賦形することにより積層中空体12となし、賦形されてきた積層中空体12を賦形金型7内に導くとともに、賦形金型7内通過中の積層中空体12内に発泡性ポリ塩化ビニルCを発泡させながら連続的に供給し、ポリ塩化ビニルA、Bを軟化状態に保ちつつ、積層中空体12を発泡圧によりその周方向に延伸させ、金型7内周面にそわせて賦形し、しかも積層中空体12内をポリ塩化ビニル発泡体13で満たして繊維補強熱可塑性樹脂発泡体14を得る。
請求項(抜粋):
一方向に揃えられた多数の連続強化繊維と、メルトフローレートが15〜500の熱可塑性樹脂(A)とからなる繊維強化熱可塑性樹脂層と、メルトフローレートが0.1〜5で、かつ前記熱可塑性樹脂(A)と熱融着性を有する熱可塑性樹脂(B)よりなる熱可塑性樹脂層とを有する積層シートを、その繊維方向が長手方向になるようにして、連続的に中空状に賦形することにより積層中空体となす工程と、賦形されてきた積層中空体を賦形金型内に導くとともに、賦形金型内通過中の積層中空体内に発泡性熱可塑性樹脂(C)を発泡させながら連続的に供給し、熱可塑性樹脂(A)(B)を軟化状態に保ちつつ、積層中空体を発泡圧によりその周方向に展延させ、金型内周面にそわせて賦形し、しかも積層中空体内を熱可塑性樹脂発泡体で満たす工程とを含むことを特徴とする繊維補強熱可塑性樹脂発泡体の製造方法。
IPC (8件):
B29C 69/00 ,  B29C 39/16 ,  B29C 39/18 ,  B32B 1/06 ,  B32B 5/28 101 ,  B29K 27:06 ,  B29K101:12 ,  B29K105:10
引用特許:
出願人引用 (10件)
  • 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-276652   出願人:積水化学工業株式会社
  • 特開昭50-058168
  • 特開昭59-140034
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