特許
J-GLOBAL ID:200903052306461244

アキュムレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-330715
公開番号(公開出願番号):特開2002-130871
出願日: 2000年10月30日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】【課題】 オイル戻り孔11cを詰まりにくくして信頼性を向上させたアキュムレータ5を提供する。【解決手段】 冷媒流出部材11,12の冷媒流入口11aの開口面積を、冷媒流出管11bの通路面積より大きくすると共に、冷媒流出部材11,12にオイル戻り孔11cを開け、耐圧容器7、8、9内のオイルを冷媒流出部材11,12に取り込むようにした。これにより、アキュムレータ5内部のガス冷媒が冷媒流入口11aに流れ込む際の縮流による圧力損失や、冷媒流出配管11内部をガス冷媒が流れる際の管摩擦による圧力損失が軽減されて、アキュムレータ5内部と冷媒流出配管11内部との差圧が小さくなるため、オイル戻り孔11cの径を大きくしても適量のオイル戻り量とできることから、オイル戻り孔11cを詰まりにくくすることができる。
請求項(抜粋):
圧縮機(1)、放熱器(2)、減圧手段(3)、蒸発器(4)、及びアキュムレータ(5)を備える蒸気圧縮式冷凍サイクルに用いられ、前記蒸発器(4)からの気液二相冷媒を導入する冷媒流入配管(6)と、前記気液二相冷媒をその比重の差によって気液分離させ、気液分離された液冷媒及びガス状冷媒を蓄える耐圧容器(7、8、9)と、前記耐圧容器(7、8、9)内に配置され、気液分離されたガス状冷媒を取り出す冷媒流出部材(11,12)と、前記冷媒流出部材(11,12)と連結され、前記耐圧容器(7、8、9)より前記圧縮機(1)へ前記ガス状冷媒を導出する冷媒流出管(11b)とを備え、前記冷媒流出部材(11,12)の冷媒流入口(11a)の開口面積を、前記冷媒流出管(11b)の通路面積より大きくすると共に、前記冷媒流出部材(11,12)にオイル戻り孔(11c)を開け、前記耐圧容器(7、8、9)内のオイルを前記冷媒流出部材(11,12)に取り込むようにしたことを特徴とするアキュムレータ。

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