特許
J-GLOBAL ID:200903052307073779

光記録媒体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-207989
公開番号(公開出願番号):特開平6-060434
出願日: 1992年08月04日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】光記録媒体に有機樹脂層を形成する際に、形成する有機樹脂層の表面の平坦性を確保しつつ、連続生産に適し、生産性良く光記録媒体を製造する方法を得る。【手段】塗布面がゴム弾性材からなりかつ溝幅0.1〜0.3mmの三角溝が塗布面に沿って螺旋状に連続して設けられた塗布側ロール1と、媒体支持面が平坦な硬質材からなる媒体支持側ロール2とを用いたロールコート法によって、塗布側ロール1と媒体支持側ロール2との間で媒体5を挟持しながら移送しつつ有機樹脂塗液を媒体5の表面に塗布し、その後熱処理槽4にて媒体5を温度50〜100°Cの雰囲気中で1〜10分間熱処理し、さらに有機樹脂塗液の硬化処理を行って有機樹脂層を形成することを特徴としている。
請求項(抜粋):
光記録媒体にロールコート法により有機樹脂層を形成する製造方法において、塗布面がゴム弾性材からなり、かつ溝幅0.05〜0.5 mmで塗布面鉛直線からの溝傾斜角40〜70°の三角溝を、隣接する三角溝どうしの間隔をあけることなく塗布面に沿って螺旋状に設けた塗布側ロールと、媒体支持面が平坦な硬質材からなる媒体支持側ロールと、有機樹脂塗液の塗布量を調整するドクターナイフ機構とを用い、塗布側ロールと媒体支持側ロールとの間で媒体を挟持しながら移送しつつ、粘度が0.1 〜10パスカル秒の有機樹脂塗液を媒体表面に塗布し、その後媒体を温度50〜100 °Cの雰囲気中にて1〜10分間熱処理し、さらに有機樹脂塗液の硬化処理を行って有機樹脂層を形成することを特徴とする光記録媒体の製造方法。

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