特許
J-GLOBAL ID:200903052309092088

ディレクトリのマウント方法、ファイルアクセス方法およびアクセス権限判別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-080719
公開番号(公開出願番号):特開平11-282741
出願日: 1998年03月27日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 マウント可能なファイルなどをユーザが指定できる柔軟な、ディレクトリのマウント方法を提供する。【解決手段】 ローカルファイル名ツリーのディレクトリ/xを共通ファイル名ツリー2のいずれかのディレクトリcにマウントするときに、マウント可能な同名ファイルの種別などを示すマウント許可条件、アクセス動作を規制する読み出し操作情報、書き込み操作情報およびアクセス権限表などユーザが指定する情報をマウント先cに対応して設定する。アクセス権限はマウント元/xにも対応して設定される。これらにより、マウントを許可されるファイルの選択と、マウントされたファイルfまたはgに対するアクセス要求の実行が制御される。
請求項(抜粋):
ネットワークにより接続された複数の計算機と、それぞれ上記複数の計算機のいずれかに接続された複数の記憶装置とを有し、それぞれ上記複数の記憶装置の一つに記憶された複数のファイルが属する複数の共通ディレクトリが登録された、上記複数の計算機に共通のファイル名ツリーと、各記憶装置に記憶された複数のファイルが属する複数のローカルディレクトリが登録された、各記憶装置に対応するローカルファイル名ツリーとを使用して各記憶装置に記憶されたファイルをアクセスする分散計算機システムにおいて、上記共通のファイル名ツリーに含まれる複数のディレクトリの各々に対応して、そのディレクトリに属することができるファイルに関連する、マウントを要求したユーザが指定したマウント条件を予め記憶し、上記複数の記憶装置のいずれかに対応するローカルファイル名ツリーのいずれかのマウント元のローカルディレクトリを、上記共通のファイル名ツリーのいずれかのマウント先の共通ディレクトリにマウントする前に、上記マウント元のローカルディレクトリに属する複数のファイルの各々が、そのマウント先の共通のディレクトリに対応して記憶されたマウント条件を満たすか否かを判別し、上記複数のファイルの内、上記マウント先の共通ディレクトリに対応して記憶された上記マウント条件を満たすファイルが上記マウント先の共通のディレクトリに新たに属するように、上記マウント元のローカルディレクトリを上記マウント先の共通のディレクトリにマウントするディレクトリのマウント方法。

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