特許
J-GLOBAL ID:200903052314155780

ポリエステル系弾性耐熱固綿の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-127037
公開番号(公開出願番号):特開平8-294586
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【構成】 芯にポリエチレンテレフタレート、鞘に脂肪族ポリラクトン等を共重合した共重合ポリエステルを配して芯鞘複合紡糸をした熱接着綿と、金属塩スルホネート基を有する構成単位を共重合したポリエチレンテレフタレート単位主体の共重合ポリエステルと融点が220°C以上のポリアルキレンテレフタレートを複合紡糸して、30個/25mm以上のスパイラル捲縮を発現する潜在捲縮能を有し、8〜20個/25mmの機械捲縮が付与されている主体綿を、30:70〜90:10の割合で混綿し、風送により側地に吹き込み、熱接着綿の鞘に配した共重合ポリエステルの融点温度以上の温度で熱処理する。【効果】 熱接着綿と主体綿が均一に混綿されて、所望の形状に成形され、主体綿がコイル状の捲縮を発現して優れたクッション性を発揮すると共に高温の雰囲気下で用いても耐久性のあるクッション性を有する固綿とすることができる。
請求項(抜粋):
熱接着綿と主体綿とからなる固綿を製造するに際し、芯成分として融点が220°C以上のポリアルキレンテレフタレートを配し、鞘成分としてガラス転移点が20°C以上、結晶開始温度が90〜130°C、融点が130〜180°Cである共重合ポリエステルを配した芯鞘比率が40:60〜80:20、機械捲縮数が3〜10個/25mmである芯鞘複合繊維を熱接着綿として用い、金属塩スルホネート基を有する構成単位を1.5〜6モル%共重合したポリエチレンテレフタレート単位主体の共重合ポリエステルと融点が220°C以上のポリアルキレンテレフタレートを複合紡糸して、160°Cで10分間自由収縮したとき30個/25mm以上のスパイラル捲縮を発現する潜在捲縮能を有し、8〜20個/25mmの機械捲縮が付与されている複合繊維を主体綿として用い、熱接着綿と主体綿を10:90〜40:60の割合で混綿し開繊して、風送により側地に吹き込み、熱接着綿の鞘成分の軟化温度以上の温度で熱処理することを特徴とするポリエステル系弾性耐熱固綿の製造方法。
IPC (3件):
B68G 1/00 ,  D01F 8/14 ,  D04H 1/54
FI (3件):
B68G 1/00 ,  D01F 8/14 Z ,  D04H 1/54 A

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