特許
J-GLOBAL ID:200903052322419177

車輪駆動用軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-172074
公開番号(公開出願番号):特開2001-349334
出願日: 2000年06月08日
公開日(公表日): 2001年12月21日
要約:
【要約】【課題】 強度的に無駄のない設計を行なえる様にすると共に、小型・軽量化を図れる構造を実現する。【解決手段】 駆動軸部材21を構成する等速ジョイント用外輪13bの外周面のうち、軸方向に関するY範囲部分に、この等速ジョイント用外輪13bの中心軸に対して直交する方向に存在する平面状の段部を設けない。これにより、上記Y範囲部分で上記等速ジョイント用外輪13bの肉厚が、この等速ジョイント用外輪13bの径寸法が大きくなるに従って小さくなる構成を採用できる様にする。
請求項(抜粋):
外周面に懸架装置に結合固定する為の第一のフランジを、内周面に複列の外輪軌道を、それぞれ有し、使用時にも回転しない外輪と、外周面の外端寄り部分に車輪を支持する為の第二のフランジを、同じく中間部に直接又は別体の内輪を介して第一の内輪軌道を、中心部に第一のスプライン孔を、それぞれ設けると共に、外周面の内端寄り部分にその外周面に第二の内輪軌道を形成した内輪を外嵌固定したハブと、上記各外輪軌道と上記第一、第二の各内輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けられた転動体と、上記第一のスプライン孔と係合するスプライン軸を外端部に設けると共に、内端部を等速ボールジョイントを構成する等速ジョイント用外輪とした駆動軸部材と、上記スプライン軸の外端部外周面に設けられた内径側係合部と上記ハブの内周面でこの内径側係合部に対向する部分に設けられた外径側係合部との間に掛け渡されて、上記スプライン軸が上記スプライン孔から抜け出るのを防止する止め輪と、上記等速ジョイント用外輪の内周面の円周方向複数個所に、それぞれこの円周方向に対し直角方向に形成された外側係合溝と、上記等速ジョイント用外輪の一部外周面に、回転速度検出装置を構成するエンコーダを外嵌支持する為に形成した円筒面部とを備えた車輪駆動用軸受ユニットに於いて、上記等速ジョイント用外輪の外端面及び外周面のうち、軸方向に関して上記円筒面部の外端縁と上記ハブの内端縁との間に存在し、且つ、この円筒面部の外端縁と隣接する部分を除く部分に、上記等速ジョイント用外輪の中心軸に対して直交する方向に存在する平面状の段部を設けていない事を特徴とする車輪駆動用軸受ユニット。
IPC (2件):
F16D 3/224 ,  B60B 35/14
FI (2件):
F16D 3/224 A ,  B60B 35/14 U

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