特許
J-GLOBAL ID:200903052322939170

放電灯点灯装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西川 惠清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-343385
公開番号(公開出願番号):特開平11-176585
出願日: 1997年12月12日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】一般照明用の蛍光ランプの低温時におけるランプ電圧の低下を防止することができる放電灯点灯装置を提供する。【解決手段】放電灯LaとしてはFL40SS/36を用いている。制御用集積回路ICは、スイッチング素子Q1 ,Q2 を交互にオンオフする制御信号を出力する。絶縁トランスT1 に、制御用集積回路ICへ電源を供給ための巻線n3を設けてある。巻線n3 の一端とグランドとの間に、ダイオードD3 と感温抵抗R0 とコンデンサC4 との直列回路を挿入し、コンデンサC4 の電圧を制御用集積回路ICの制御電源Vccとしている。感温抵抗R0 は温度低下に応じて抵抗値が減少する特性をもつものを使用する。したがって、低温時にランプ電圧が低下して巻線n3 の電圧が低下しても感温抵抗R0 の抵抗値も減少するので、制御電源Vccの低下を抑制することができ、制御用集積回路ICが正常に動作する。
請求項(抜粋):
直流電源と、スイッチング素子を含み制御手段によりスイッチング素子を高周波でオンオフすることによって直流電源の直流電圧を高周波電圧に変換して放電灯へ供給するインバータ回路と、ランプ電圧に比例した電圧を制御電源として上記スイッチング素子のオンオフを制御する上記制御手段とを備え、放電灯として周囲温度が25°Cのときのランプ電圧に対する周囲温度が-10°Cのときのランプ電圧が65%以下となるものを使用し、放電灯の周囲温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段により検出した周囲温度に基づいて低温時に上記制御電源の低下を抑制する補正手段を設けたことを特徴とする放電灯点灯装置。

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