特許
J-GLOBAL ID:200903052332808350
2室型プレフィルドシリンジ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-234809
公開番号(公開出願番号):特開平11-169460
出願日: 1998年08月21日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 2室に収容された両成分を、両頭針等を使用しない簡単な構造で容易に混合し、しかも、全長をコンパクトに構成する。【解決手段】 第1シリンジ(6)内に形成される第1室(8)に第1成分(10)を収容し、第1シリンジ(6)の後端側から挿入した第2シリンジ(7)の先端周囲に第1後栓(13)を固着して両シリンジ(6・7)間を密封する。第2シリンジ(7)の先端に連通口(14)を設けて、第2前栓(15)で摺動可能に密封する。第2シリンジ(7)内に形成される第2室(9)に第2成分(11)を収容して後端側を第2後栓(17)で摺動可能に密封する。第2後栓(17)を上記連通口(14)に対して前進させることにより、第2室(9)内の圧力を高めて第2前栓(15)を前進させ、これにより連通口(14)を開封して第1室(8)内と第2室(9)内とを互いに連通させる。
請求項(抜粋):
先端に送出口(2)を有する第1シリンジ(6)と、この第1シリンジ(6)の後端側から先端を挿入した第2シリンジ(7)とを備え、上記第1シリンジ(6)内に形成される第1室(8)に注射薬の第1成分(10)を収容するとともに、上記第2シリンジ(7)の先端周囲に第1後栓(13)を上記第1シリンジ(6)の内面に対して摺動可能に固着して、この第1後栓(13)により第1シリンジ(6)の内面と第2シリンジ(7)との間を密封し、上記第2シリンジ(7)の先端に連通口(14)を設けてこの連通口(14)を第2前栓(15)で摺動可能に密封し、上記第2シリンジ(7)内に形成される第2室(9)に注射薬の第2成分(11)を収容してこの第2シリンジ(7)の後端側を第2後栓(17)で摺動可能に密封し、上記第2後栓(17)を上記連通口(14)に対して前進させることにより、上記第2室(9)内の圧力を高めて上記第2前栓(15)を前進させ、この第2前栓(15)の前進移動により上記連通口(14)を開封して上記第1室(8)内と第2室(9)内とを互いに連通可能に構成したことを特徴とする、2室型プレフィルドシリンジ。
IPC (2件):
FI (2件):
A61M 5/24
, A61J 1/00 351 A
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