特許
J-GLOBAL ID:200903052338661717

信号遅延装置及び信号遅延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 恵基
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-230776
公開番号(公開出願番号):特開平9-055662
出願日: 1995年08月15日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】本発明は入力されたアナログ信号を遅延して時間補正する信号遅延装置に関し、補正時間の分解能を向上し得るようにする。【解決手段】オーバーサンプリングのサンプリング周波数でデイジタル信号を順次シフトして遅延するシフトレジスタ手段(22)を設け、当該シフトレジスタ手段によつて遅延時間に対して微調整の遅延処理を行うようにしたことにより、遅延処理をオーバーサンプリングのサンプリング周波数で行うことができ、これにより従来に比して補正時間の分解能を向上できる。
請求項(抜粋):
入力されたアナログ信号を遅延して時間補正する信号遅延装置において、入力されたアナログ信号をオーバーサンプリングし、ΣΔ変調方式のアナログデイジタル変換を施してデイジタル信号に変換するアナログデイジタル変換手段と、上記デイジタル信号を間引いてサンプリング周波数の低いデイジタル信号に変換するデイシメーシヨンフイルタ手段と、上記デイシメーシヨンフイルタ手段によつて変換された上記デイジタル信号を順次書き込むと共に、順次読み出すメモリ手段と、上記メモリ手段から読み出されたデイジタル信号をオーバーサンプリングしてサンプリング周波数の高いデイジタル信号に変換するオーバーサンプリングフイルタ手段と、カスケード接続された複数のレジスタでなり、上記オーバーサンプリングフイルタ手段によつて変換されたデイジタル信号をオーバーサンプリングのサンプリング周波数で順次シフトして遅延するシフトレジスタ手段と、上記シフトレジスタ手段の各レジスタから出力されるデイジタル信号を選択して出力するセレクタ手段と、上記セレクタ手段によつて選択されたデイジタル信号をアナログ信号に変換するデイジタルアナログ変換手段と、遅延時間を設定するための情報入力手段と、上記情報入力手段によつて設定された遅延時間に応じて上記メモリ手段の読み出し位置を書き込み位置に対してシフトすることにより設定された遅延時間に対して粗調整の遅延処理を行い、上記遅延時間から粗調整分を差し引いた時間に応じて上記セレクタ手段の選択動作を制御することにより上記遅延時間に対して微調整の遅延処理を行い、上記遅延時間分だけ上記アナログ信号を遅延して時間補正する制御手段とを具えることを特徴とする信号遅延装置。
IPC (4件):
H03M 3/02 ,  G10K 15/12 ,  H03H 17/00 621 ,  H03H 17/08
FI (4件):
H03M 3/02 ,  H03H 17/00 621 D ,  H03H 17/08 A ,  G10K 15/00 B

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