特許

J-GLOBAL ID：200903052342465388

シート状導電路用コネクタ

発明者： 野呂 豊
出願人/特許権者： 住友電装株式会社
代理人 (1件)： 後呂 和男 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-016904
公開番号（公開出願番号）：特開平10-116661
出願日： 1997年01月30日
公開日（公表日）： 1998年05月06日
要約：

【要約】【課題】 シート状導電路を取り付ける際の作業性を向上させる。【解決手段】 保持部材30には、リボンケーブル40の差込みに伴って押動される係合部36が全幅に設けられるとともに、一部のターミナル20と対応する位置にのみ、挟持部37が設けられる。リボンケーブル40の差込み操作を行うと、その先端が係合部36を押して保持部材30を保持位置から解放位置へ変位させる。解放位置に至った状態では、リボンケーブル40の一部が挟持部37と弾性接触部24の接点部24Aで挟持され、リボンケーブル40が抜け止め状態に仮保持される。続いて保持部材30を保持位置に回動操作する際に、リボンケーブル40を手で押さえている必要がない。

請求項（抜粋）：

シート状導電路と接続されるターミナルを収容したコネクタハウジングには、解放位置と保持位置との間で回動可能とされる保持部材が設けられ、この保持部材が前記解放位置にあるときには前記ターミナルとの間にシート状導電路を抜き差しすることが許容され、保持部材が前記保持位置にあるときにはターミナルとの間でシート状導電路を挟持してシート状導電路が前記ターミナルと接触状態に保持されるようにしたシート状導電路用コネクタにおいて、前記保持部材には、この保持部材が前記解放位置にある場合に、前記シート状導通路の一部を前記ターミナルとの間で挟持可能な挟持部が設けられていることを特徴とするシート状導電路用コネクタ。