特許
J-GLOBAL ID:200903052346729622

ガス検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-327892
公開番号(公開出願番号):特開2001-141696
出願日: 1999年11月18日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】 NOx濃度を検出するセンサセル電流値の安定化に要する時間を短縮して、高精度で信頼性の高いガス検出装置を提供する。【解決手段】 固体電解質体Aと一対の電極21、22からなる酸素ポンプセル2で第1内部空間31内を低酸素濃度に制御し、第2内部空間32に導かれた排気ガス中のNOx濃度を、固体電解質体Bと一対の電極61、62からなるNOxセンサセル6で測定する構成において、NOxセンサセル6の第1検出電極61をNOx分解性能の高いRhまたはPt-Rh電極等で構成し、センサ起動時に、NOxセンサセル6に通常の第1制御電圧V1 より高い第2制御電圧V2 を所定時間印加して、第1検出電極61に吸着した酸素を除去する。その後、通常の第1制御電圧V1 に切り替えることで、安定時間を短縮する。
請求項(抜粋):
酸素および組成中に酸素を含む特定ガス成分が存在する被測定ガス中の、上記特定ガス成分濃度を検出するためのガス検出装置であって、上記被測定ガスが所定の拡散抵抗の下に導入される内部空間と、酸素イオン導電性の固体電解質体の表面に形成した一対の電極のうち、一方の電極を上記特定ガス成分の還元分解に対し不活性な電極として、上記内部空間に露出するように配置し、上記一対の電極への通電により上記内部空間内の酸素濃度を制御する酸素ポンプ部と、酸素イオン導電性の固体電解質体の表面に形成した一対の電極のうち、一方の電極を、上記特定ガス成分の還元分解に対し活性な電極として、上記内部空間に露出するように配置し、上記一対の電極に所定の制御電圧を印加した時に、上記特定ガス成分の還元分解により生成する酸素量から上記特定ガス成分濃度を検出するガス濃度検出部とを備え、装置起動時に上記ガス濃度検出部の上記一方の電極に吸着している酸素を除去する手段を設けたことを特徴とするガス検出装置。
IPC (2件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/41
FI (2件):
G01N 27/46 331 ,  G01N 27/46 325 N

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