特許
J-GLOBAL ID:200903052348761124

減速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-111704
公開番号(公開出願番号):特開平6-066350
出願日: 1993年05月13日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 耐久性に優れ、且つトルク伝達効率を向上させる。【構成】 減速装置は、内歯歯車20、転動体21、歯つきベルト22、及びウエーブジェネレータ16とを基本構成としている。内歯歯車20は内周壁に曲線形状の複数の歯溝20aが円周方向に一定ピッチで形成されている。歯つきベルト22は、外周に歯溝よりも少ない個数の転動体21を一定ピッチで配列保持する歯22aが設けられている。この歯つきベルト22は内側にウエーブジェネレータ16が嵌め込まれ、入力軸27を介してウエーブジェネレータ16を回転させると、その長軸22aの回転位相に応じて撓む。これに伴って長軸22a上の転動体21が順次に歯溝20aに噛み合うようになり、歯つきベルト22の回転、もしくは転動体21の移動の少なくともいずれか一方を出力軸に伝達する。
請求項(抜粋):
断面が円形をした内壁に曲線形状の複数の歯溝を一定ピッチで配列した固定の内歯歯車と、前記歯溝に噛合し、この歯溝の歯数よりも少ない個数の転動体と、これらの転動体を前記内歯歯車との間で一定ピッチで配列保持する弾性歯を外周に設けた転動体保持筒と、前記転動体保持筒の内周にベアリングを介して嵌め込まれ、入力軸の回転によって回転して前記転動体と歯溝との噛み合い位置が順次移動するように転動体保持筒を弾性変形させる非円形のカム板と、前記転動体保持筒もしくは転動体の前記カム板回りの移動の少なくともいずれかを出力軸に伝達する伝達手段とを備えたことを特徴とする減速装置。

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