特許
J-GLOBAL ID:200903052353476730

イミド化合物と硝酸類を用いた有機化合物の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 幸久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-111912
公開番号(公開出願番号):特開2002-088077
出願日: 2001年04月10日
公開日(公表日): 2002年03月27日
要約:
【要約】【課題】 有機化合物を、温和な条件下、付加又は置換反応等により高い選択率及び収率で製造する。【解決手段】 本発明の有機化合物の製造法は、(i)下記式(1)【化1】(式中、R1及びR2は、アルキル基、アリール基などを示し、R1及びR2は互いに結合して二重結合、又は芳香族性若しくは非芳香族性の環を形成してもよい。Xは酸素原子又はヒドロキシル基を示す)で表されるイミド化合物と、(ii)硝酸若しくは亜硝酸又はこれらの塩の存在下、(A)ラジカルを生成可能な化合物と、(B)ラジカル捕捉性化合物とを反応させて、前記化合物(A)と化合物(B)との付加若しくは置換反応生成物又はそれらの誘導体を生成させることを特徴とする。
請求項(抜粋):
(i)下記式(1)【化1】(式中、R1及びR2は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、シクロアルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アシル基を示し、R1及びR2は互いに結合して二重結合、又は芳香族性若しくは非芳香族性の環を形成してもよい。Xは酸素原子又はヒドロキシル基を示す。前記R1、R2、又はR1及びR2が互いに結合して形成された二重結合又は芳香族性若しくは非芳香族性の環には、上記式(1)中に示されるN-置換環状イミド基がさらに1又は2個形成されていてもよい)で表されるイミド化合物と、(ii)硝酸若しくは亜硝酸又はこれらの塩の存在下、(A)ラジカルを生成可能な化合物と、(B)ラジカル捕捉性化合物とを反応させて、前記化合物(A)と化合物(B)との付加若しくは置換反応生成物又はそれらの誘導体を生成させることを特徴とする有機化合物の製造法。
IPC (2件):
C07D307/33 ,  C07D209/48
FI (2件):
C07D307/32 Q ,  C07D209/48 Z
Fターム (7件):
4C037EA02 ,  4C204AB04 ,  4C204CB04 ,  4C204DB30 ,  4C204EB03 ,  4C204FB33 ,  4C204GB01
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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