特許
J-GLOBAL ID:200903052356121592

一体構造の壁厚制御手段付きコアによるインベストメント鋳造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-212239
公開番号(公開出願番号):特開平6-154947
出願日: 1993年08月04日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 この発明の目的は、複雑な中空内部を有する鋳物を精密に且つ低コストで製作できるインベストメント鋳造法を実現することにある。【構成】 この発明は、鋳物中の内部通路を形成するような形状を成す外面と、前記外面の応力領域から延出する複数の一体成形の突起と、を有するコアを形成するステップと、前記成形キャビティを区画する堅固な壁に前記突起を係合させて前記コアを前記成形キャビティ中に位置決めするステップと、形成される前記鋳物と一致する不堅牢な原型を前記コアの外面の周りに成形させ、前記原型の壁厚が前記コアを中心に制御されるステップと、前記セラミックシェルモールドが前記原型と前記コアに纏着されるステップと、前記コアを、前記突起によってシェルモールド鋳込キャビティ中に前記纏着シェルから離間された状態に保ちながら、原型が前記纏着シェルから選択的に取り外されるステップと、溶融金属が前記シェルモールド中の前記コアの周りで固化されるステップと、を設けている。
請求項(抜粋):
a)鋳物中の内部鋳造通路を形成するような形状を成す外面と、成形キャビティに対する基本コア構造体の所定の関係から焼狂いされやすい前記外面の領域から延出する複数の一体成形の突起と、を有するコアを形成するステップと、b)前記コアが前記基本コア構造体と成形キャビティの間の前記所定の関係にほぼ適合されるように、前記成形キャビティを区画する堅固な壁に前記突起を係合させることによって前記コアを前記成形キャビティ中に位置決めするステップと、c)前記コアが前記成形キャビティに対して前記所定の関係に位置決めされながら、形成される前記鋳物と一致する不堅牢な原型を前記コアの前記外面の周りに成形することによって、前記原型の壁厚が前記コアを中心に制御されるステップと、d)コア変位が以後のステップ中に発生する場合に前記突起がセラミックシェルモールドと係合することができるように前記セラミックシェルモールドを前記原型と前記コアに纏着するステップと、e)コア変位が発生する場合に前記突起を前記纏着シェルモールドに係合させて前記コアをシェルモールドキャビティ中に位置決めされた状態に保ちながら、前記原型を前記纏着シェルモールドから取り外すステップと、f)コア変位が発生する場合に前記突起を前記モールドに係合させて、溶融金属を前記シェルモールドキャビティ中の前記コアの周りに固化させるステップと、から成る、前記内部鋳造通路と外部鋳肌の間の壁厚制御を向上させる方法。
IPC (2件):
B22C 9/04 ,  B22C 9/10

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