特許

J-GLOBAL ID：200903052367657745

超音波液位計

発明者： 池内 武司 ,  釣 房太郎
出願人/特許権者： 三菱重工業株式会社
代理人 (1件)： 飯沼 義彦 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-046340
公開番号（公開出願番号）：特開平8-219854
出願日： 1995年02月10日
公開日（公表日）： 1996年08月30日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、超音波を用いて容器等の内部の液位を計測するための超音波液位計に関し、特に液面で波等が発生しても液位を計測できるようにしたものである。【構成】 超音波波送受信器3からの検出信号に基づき超音波測定器5で容器1内の液体中における超音波伝播の第1エコー波(液面2で1回反射したエコー波)や第2エコー波(液面2で2回反射したエコー波)についての時間間隔が求められるように構成されており、超音波測定器5で求められた液体中における超音波の第1エコー波と第2エコー波との時間間隔と、温度信号により補正された液体中の超音波の伝播速度とから液位が求められる。第2エコー波が不検出となった場合でも、変位演算器8で第1エコー波の時間間隔のみ求めて算出した液位の変位に比例した時間間隔と、演算処理装置6内に記憶されていた前回の液位とから、現在の液位の算出が行なえるようになる。

請求項（抜粋）：

液体収容部における液体の液位を計測すべく、同液体収容部の底壁下面に装着された超音波送受信器と、同超音波送受信器に接続された超音波測定器と、同超音波測定器からの信号に基づき上記液位の変位に対応する超音波伝播時間を演算する変位演算器と、上記液体の温度を測定する温度測定器と、上記の超音波測定器と変位演算器と温度測定器とからの信号に基づき上記液体の液位を演算する演算処理装置とをそなえて構成されたことを特徴とする、超音波液位計。