特許
J-GLOBAL ID:200903052367868274

耐候性に優れたフェライト系ステンレス鋼板及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-100447
公開番号(公開出願番号):特開平5-271880
出願日: 1992年03月26日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 塩素イオンを含む腐食環境においても優れた耐候性を示し、屋根材,外装板等として使用される構造材料を提供する。【構成】 C:0.025%以下,Si:0.6%以下,Mn:1.0%以下,P:0.04%以下,S:0.01%以下,Ni:1.0%以下,Cr:16〜35%,Mo:0.3〜6%,N:0.025%以下,Al:0.01〜0.5%,Nb:0.1〜0.6%,Ti:0.05〜0.3%,且つC+N≦0.04%及びNb+Ti≧7(C+N)+0.15を満足し、B=Cr+3(Mo+Cu≧23.5以上、P=5(Ti+Zr)+20(Al-0.01)≧1.0以上のフェライト系ステンレス鋼を基材とし、この鋼を焼鈍した後、硝酸中での電解処理及び硝酸-フッ酸の混合酸液中での浸漬処理を含む酸洗を施して不動態皮膜を形成する。
請求項(抜粋):
C:0.025重量%以下,Si:0.6重量%以下,Mn:1.0重量%以下,P:0.04重量%以下,S:0.01重量%以下,Ni:1.0重量%以下,Cr:16〜35重量%,Mo:0.3〜6重量%,N:0.025重量%以下,Al:0.01〜0.5重量%,Nb:0.1〜0.6重量%,Ti:0.05〜0.3重量%を含み、且つC+N≦0.04重量%及びNb+Ti≧7(C+N)+0.15を満足し、B1 =Cr+3Moで定義されるB1 値が23.5以上、P1 =5Ti+20(Al-0.01)で定義されるP1 値が1.0以上であるフェライト系ステンレス鋼を基材とし、最も多くAlが濃縮している部分のAl量が前記基材中に含まれているAl量の2倍以上であるAl濃縮層を有する不動態皮膜が前記基材表面に形成されていることを特徴とする耐候性に優れたフェライト系ステンレス鋼板。
IPC (5件):
C22C 38/00 302 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/50 ,  C23G 1/08 ,  C25D 11/34 301
引用特許:
審査官引用 (6件)
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