特許
J-GLOBAL ID:200903052368682760

X線コンピュータ断層撮影におけるコンピュータ断層撮影画像作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-281221
公開番号(公開出願番号):特開2007-111525
出願日: 2006年10月16日
公開日(公表日): 2007年05月10日
要約:
【課題】ブルーミング効果の低減をもたらす。【解決手段】少なくとも1つのエネルギースペクトル(S1,S2)の吸収データから第1のCT画像が再構成され、第1の物質または第1の物質成分(M1)がその吸収係数の認識によってセグメント化され、空間内の各走査線について、第1のCT画像に基づいて、第1の物質または第1の物質成分(M1)の物質厚み(dM1)が求められ、空間内の各走査線について、第1の物質(M1)の既知の吸収の考慮のもとに、異なるエネルギースペクトル(S1,S2)のN個の空間的に同じ走査線から、N個の他の物質または物質成分(M2,M3)の物質厚み(dM2,dM3)が決定され、空間内の各走査線について、新たに規定された吸収係数を有するN+1個の既知の物質厚み(dM1,dM2,dM3)から、仮想の減弱値が算出され、仮想の減弱値により第2のCT画像が再構成される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
異なる吸収係数(μ1,μ2,μ3)を有するN+1個の物質または物質成分(M1,M2,M3)から構成される対象が、N≧2個の異なるエネルギースペクトル(S1,S2)を有しかつ複数の走査線を空間内に発生する回転ファンビームによって走査され、 コンピュータ断層撮影(CT)画像が、測定された吸収データから吸収係数に基づいてスライス画像またはボリュームデータとして再構成される、X線コンピュータ断層撮影におけるCT画像作成方法において、 少なくとも1つのエネルギースペクトル(S1,S2)の吸収データから第1のCT画像が再構成され、第1の物質または第1の物質成分(M1)がその吸収係数(μ1)の認識によってセグメント化され、 空間内の各走査線について、第1のCT画像に基づいて、第1の物質または第1の物質成分(M1)の物質厚み(dM1)が求められ、 空間内の各走査線について、第1の物質(M1)の既知の吸収の考慮のもとに、異なるエネルギースペクトル(S1,S2)のN個の空間的に同じ走査線から、N個の他の物質または物質成分(M2,M3)の物質厚み(dM2,dM3)が決定され、 空間内の各走査線について、新たに規定された吸収係数(μ1’,μ2’,μ3’)を有するN+1個の既知の物質厚み(dM1,dM2,dM3)から、仮想の減弱値が算出され、 仮想の減弱値により第2のCT画像が再構成される ことを特徴とするX線コンピュータ断層撮影におけるコンピュータ断層撮影画像作成方法。
IPC (1件):
A61B 6/03
FI (1件):
A61B6/03 373
Fターム (5件):
4C093EA07 ,  4C093FF21 ,  4C093FF25 ,  4C093FF35 ,  4C093FG01

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