特許
J-GLOBAL ID:200903052370859170

ソリッドステート二次電源

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 昭二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-507586
公開番号(公開出願番号):特表2008-537312
出願日: 2006年04月19日
公開日(公表日): 2008年09月11日
要約:
本発明のソリッドステート二次電源は、二次電気化学的電源(蓄電池)の形態において電気工学エンジニアリングにおいて用いることができる。前記ソリッドステート二次電源は、金属または合金の形態であり、そのフッ素化が大きな等圧生成ポテンシャルを有する1つまたは複数のフッ化物をもたらすアノード(An0)と、大きなイオン伝導性および小さい電子伝導性を有する電解質と、低い等圧生成ポテンシャルを有するフッ化物またはフッ化物の固溶体に基づくカソード(KtF0)とからなり、アノードおよびカソードは、固体電解質の分解電圧未満の電圧における放電カソード反応KtF0+e-→F-+Kt’およびアノード放電反応An0+F-→An’F+e-を示すフッ素イオンに関して可逆的であり、アノード、電解質およびカソードは、充電/放電サイクル下での電池破壊を防止する少なくとも1つの成分を含む。二次固体電源の構造設計は、その使用安全性および電力の長期保存を保証するレベルに至る非常に多い回数の充電-放電サイクルを伴う二次電池の大きな比エネルギー特性を得ることを達成することを可能にする。
請求項(抜粋):
金属または合金の形態であり、そのフッ素化が大きな等圧生成ポテンシャルを有する1つまたは複数のフッ化物をもたらすアノード(An0)と; 大きなイオン伝導性および小さい電子伝導性を有する電解質と; 低い等圧生成ポテンシャルを有するフッ化物またはフッ化物の固溶体に基づく固体カソード(KtF0)と からなる二次ソリッドステート電流源であって、 放電カソード反応はKtF0+e-→F-+Kt’であり、アノード放電反応はAn0+F-→An’F+e-であり、それら反応はアノードおよびカソードによって互いに異なり、 固体電解質の分解電圧未満の電圧における放電カソード反応KtF0+e-→F-+Kt’およびアノード放電反応An0+F-→An’F+e-について、それらは、フッ素イオンに関して可逆的であり、および アノード、電解質およびカソードは、充電/放電サイクル下での電池破壊を防止する少なくとも1つの成分を含む ことを特徴とする二次ソリッドステート電流源。
IPC (5件):
H01M 10/36 ,  H01M 4/58 ,  H01M 4/40 ,  H01M 4/46 ,  H01M 4/38
FI (5件):
H01M10/00 301A ,  H01M4/58 101 ,  H01M4/40 ,  H01M4/46 ,  H01M4/38 Z
Fターム (20件):
5H029AJ03 ,  5H029AJ04 ,  5H029AJ05 ,  5H029AJ12 ,  5H029AK01 ,  5H029AL11 ,  5H029AL12 ,  5H029AM11 ,  5H029DJ09 ,  5H029EJ07 ,  5H050AA07 ,  5H050AA08 ,  5H050AA09 ,  5H050AA15 ,  5H050BA15 ,  5H050CA10 ,  5H050CB11 ,  5H050CB12 ,  5H050DA13 ,  5H050EA15
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • ロシア連邦特許第2187178号明細書(H01M 6/18、10.08.02発行)
  • ロシア連邦特許第2136083号明細書(H01M 6/18)
  • 米国特許第6379841号明細書
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審査官引用 (16件)
  • 正極活物質並びにそれを用いた電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-124398   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開平4-238815
  • 特開平4-238815
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